2006年5月7日(日) 【「温羅神楽」誕生!!】

 GW最終日も朝から雨模様。京橋朝市の実行委員会テント横の堤防には、雨に浮かれて、志ん生ばりの「なめくじ艦隊」。生まれて初めて、なめくじの大群を見ましたが、その時、直感的に察しました。「こ、これは、きっと食える!」。
 月参りから、日本舞踊のお稽古で、汗と涙がしみこんだ扇を焼き、芸のさらなる精進を誓う10回目になる「扇まつり」。岡山神社は、生憎の雨。

 そこから、三丁目劇場で、「温羅神楽」発表会。伝統大衆芸能を継承発展させる「備中神楽保存振興会」さんが、生み出した、いわば新作神楽で、モチーフは、温羅伝説。神楽太夫である藤原副会長が、3年がかりで作り上げた岡山県民には、馴染みのある地名にストーリーで、ユーモアもふんだんに盛り込み、温羅の神楽面も含めて、素晴らしい出来映え!!なぜか哨戒機とも言えるキジ丸は登場しませんが、猿も犬も登場し、子ども達にも、人気が出そうです。古いようで、むっちゃ新しい、生きている大衆芸能です。まさに、岡山の文化の代表です。
 これは、生涯学習フェスティバルや国民文化祭で、大々的に売り出したいところ。願わくば、常打ちの三丁目劇場や後楽園で、いつでも気軽に鑑賞できるところまで行かないかしらん?どこまでも惜しい人事異動がありましたが、引き続き応援します。

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