2010年11月3日(水・祝・文化の日)
【インターキッズ】

 久々に本当に気持ちの良い天気の一日でした。
 朝一で、スポ少の招待試合。子ども達のユニフォームが、ブロックが北区も含むので、懐かしい気持ちになったり、中区のチームの中には、私には新鮮な感じになるものもありました。

 国文祭の関係もあり来岡されている沖縄人形劇のキジムナーを小学校の体育館で途中まで観て、会葬。

 夕刻に、洲崎で街宣しましたが、5時半になるとかなり暗く、日が短いと本当に損した気分。


 ところで、今年、15周年を迎えられる「こくさいこどもフォーラム(インターキッズ)」さんから、原稿依頼を頂いていたのですが、しみじみといろんなことを思い出しました。

 設立された1995年の1月には、阪神淡路大震災が起こり、活発なボランティア活動が行われたことから、この年が、「NPO元年」と言われましたが、被災地のお隣の我が県が、機動的に救援活動を行えたのは、まさに、前年、『第1回おかやま国際貢献NGOサミッ』が開催されるほど、長年培われたNGO活動の土壌、精神風土があったからだと思います。

 当時、ローカルNGOを岡山に集積させるという『西のジュネーブ 東の岡山』を合言葉に活動していた「国際貢献トピア岡山構想を推進する会(通称トピアの会)」のメンバーとして、独身の私も動いておりました。議会で、国際貢献推進条例ができたのは、ずっと後のことです。
 思えば、秘書時代でしたが、今よりも、かなり自由に活動していました。

 そうした中、トピアの会のメンバーでもあり、国際経験豊かな今西会長の御提唱で、子ども達に重点を置いたNGOとして、インターキッズが誕生されたときの喜びを今もはっきりと覚えています。

 特に、デビットホールの中に、本物の移動式テントのパオが置かれて、いろんな国の子ども達が集まって、はしゃぎまわっていた様子を懐かしく思い出すのですが、子供が小学4年生になって、改めて、人種や宗教や固定観念にとらわれない子ども達が、できるだけ早い時期に、外国の子ども達と接することが、国際社会に通用し、ともに世界平和を創り出していくことができる人材を育てる最も有効な方法に思えてなりません。

 昨年には、岡山県でも最も名誉である三木記念助成金受賞も、受賞されており、国際塾や国際シンポジウムの開催など、活発に活動されています。インターキッズの役割が益々期待されています。

 こうしたインターキッズの確かな15年の歩みを思うと、いったい私はなんじゃらほい?とも思ったりするのですが、景気も悪く、国際情勢も不安だらけの世知辛い世の中だからこそ、大きく遠くを見据えた、つまり夢のある活動を我々が行わなければ、と、責任も痛感します。
 目先に追われることは多いですが、せこせこと、なんかスケールが小さくなるようでいけません。


 馬場俊英=『明日に咲く花』
  http://www.youtube.com/watch?v=stOEQsyYcVU&feature=related

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