2001年8月20日(月)
【国際姉妹校2001こどもサミット】

 さて、22日より、第8回おかやま国際貢献NGOサミットが、開催されます。今回は、『もっと知りたいあなたのくらし−世界中に友だちをつくろう−』を総合テーマにした「国際姉妹校2001こどもサミット」です。

 世界のこどもたちが、互いに理解し、尊重し、地球市民の一員として考え、行動することを願い、こどもたちの「顔の見える交流」を通じて、おとなたちも一緒になって国際協力や国際貢献の「思いやりネットワーク」を築いて行くことを目的にしています。

 既に、一陣は到着。モンゴル、韓国、中国、フィリピン、インドネシア、ネパール、スリランカ、インド、バングラデシュ、ベトナムなど、多くの国から、子ども達が、この岡山にやって来ます。

 事実上、一昨日の「こくさいこどもフォーラム」のチャペルでの素敵なチャリティーコンサートで、スタートしていますが、今回は、十数を越える参加小学校のそれぞれが、あるいは、ホームステイの家庭が、国際交流の大きな舞台になります。
 また、22日、渋川青年の家で、開会式、合同キャンプ。25日のままかりフォーラムで、大会宣言が採択されます。


 ところで、トピアの会(正式名称は、国際貢献トピア岡山構想を推進する会
ttp://www.internet-okayama.or.jp/topia/)は、医療、教育、宗教といった福祉文化を尊重する精神性の強い岡山の風土に根ざし、思いやりの心を国際社会の人々と共有することを目指し、国内外のNGOの活動拠点を造ろうとするものです。 いわば、岡山のNGOのオールスターです。

 この理念にもとづいて、1994年から8年間、「おかやま国際貢献NGOサミット」が、実施されてきました。支援団体は多技にわたり、外務省、厚生省、郵政省をはじめ、WHO、UNICEF、UNESCO、UNDP、などの国際機関、岡山県・岡山市などの地方自治体、民間助成機関、各種団体、企業そして一般市民のみなさまが含まれています。
 各年度の討議テーマは、医療、教育、宗教、環境、福祉でした。これらのサミットには、アジア、アフリカ、中南米などから多くのNGOが参加しています。今回は、このネットワークを通じてを推進された国際姉妹校の縁組の成果です。

 トピアの会の合い言葉は、「西のジュネーブ、東の岡山」。岡山をリージョナルNGOの集積地にするという、いわば、まちづくりの活動であり、その理念に、私も、たいへん共鳴しております。是非、1999年12月議会の議事録をご覧ください。

 国際貢献、国際交流の活動は、すぐに成果が現れるものではありません。あるいは、世代を超えてやっと評価されるほど、極めて息の長い活動だと思います。地道に信頼関係を作っていく事業なのですから。
 だからこそ、NGOとはいえ、行政の強力な支援は、やはり必要であると思います。



 さて、昨日観た「千と千尋の神隠し」ですが、感動というより、感心しました。あんなの、どうして考えつくんだろう!!
 ちなみに、昨日から、私は、「おしら様」、友紀は「坊」と呼ばれています。

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