2002年6月22日(土) 【私を洗濯に連れてって!】

 早いもので、祖母が亡くなり、本日は49日の法要。自民党の政経文化懇談会は盛況だったようですが、状況が分かりません。

 夕刻からは、「男女共同参画社会を推進する条例普及に向けたビデオ完成をお祝いする市民の会」に出席させて頂きました。
 男女共同参画社会実現に取り組む岡山のオールスターの集いで、私が、有資格者かどうかわかりませんが、末席を汚させて頂きました。

 桃太郎のお話で、おばあさんが、「おじいさん、時には、私も、山に芝刈りに連れて行って下さいな。」というのが、ビデオのタイトルになり、表題は、パロディーなのですが、こうした「らしさ」からの開放、とりわけ、「男らしさ・女らしさ」からの開放、すなわち、「ジェンダーフリー」が、男女共同参画社会のスタートということです。

 特に、岡山市は、原案作りから市民協働で、平成13年10月1日に「岡山市男女共同参画社会の形成に関する条例(さんかく条例)」を施行したということで、とりわけDVについてかなり踏み込んだ条例になったというのは、「その876」に、かなり詳しく記述させて頂いた通りです。


 最近、愛妻が、昨年に引き続き、出身の岡山大学教育学部に「子育て」に関する講義を聴きにいっているのですが、本来こういうものは、願わくば、夫婦で聞きに行けたら良いとは思うのです。

 同様に、男女共同参画社会推進については、まずは、講演会等のイベントには、出席の女性が、最初は、首根っこを掴んででも、必ず連れ合いを連れて参加する、とりあえず、そういう努力、実績の積み重ねで広げて行くのがベストだと思います。
 なかなか、自発的に、男性が来るとは思えません。

 幸せな夫婦の姿を見せたら、そうなりたいと自ずと輪は広がるはずです。要するに、全ては、幸せになるための話ですから、意図が正しいのであれば、男性が、拒否する理由は、本来ないはずです。


 そういえば、「女性らしさ」、日米の違い、このあたりは、最近のNHK「さくら」が、雄弁に語っていました。

 となると、日本人らしさとはなんぞや?

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