2007年10月7日(日) 【燃ゆる秋】

 夕刻には、『地域猫のすすめ』について。横浜市の動物愛護という視点のみならず、むしろ街づくりの成功例と捉えるべきような御講演でした。
 狂犬病予防法のようなものがない猫には、登録制もつなぐ義務もなく、ノラ猫が各地で問題になっている中、「地域で管理する猫」として、エサの管理、不妊去勢手術の徹底、フンの清掃、周辺美化を行っていこうというものです。

 実は、御近所にエサを撒かれる方がおられて、私も駐車場で、何度、猫のフンを踏んだか分かりません。ノラ猫の数が問題というよりも、ノラ猫に伴うトラブルが問題ということで、ネコとネコ好き、ネコ嫌いの人間が、共存しながら、ノラ猫を地域猫に変えていくという方向は、首肯できるものです。

 ただ、問題は、やはり、実働する人材と不妊去勢手術等の費用でしょう。先進地でも、不妊去勢手術そのものに、補助を打つというのは難しいようで、既に感情的な人間関係のもつれになっているケースもあり、地域に暮らす人間のかなりの共通理解が必要になります。

 もっとも、理屈はどうあれ、根気よく続けていくしかないというのも事実です。まずは、実際地域でどの程度問題になっているのか、是非とも御教示下さい。

 平成13年6月定例会での私のペット税導入の主張は、一蹴されておりますが、目的税的に、なによりも、飼い主の責務の明確化のため、そういったものはあっても良いと思います。


 今夜は、8時から、ルネスホールで、「キャバレーナイト」というアダルトな催しがありますが、午後6時現在で既に眠く、ちょっと会場で起きている自信がありません。
 それでも、あと2時間後、きっとルネスで、お会いしましょう。

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