2005年8月10日(水) 【動物愛護センター】

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 本日は、街宣の後、生活環境保健福祉委員会の県内調査。備前県民局から、岡山市御津に、4月オープンの動物愛護センターへ。3度目の訪問になりますが、開所後は初で、ここの保護塔(処分施設)では、飼い主に見捨てられ、死を待つ犬たちを見たのは初めてでした。

 昨年度の県内での犬ねこの「処分」は、年間7000頭で、10年前から比べれば、半分以下にはなってはいますが、この4月から7月で、犬559頭、ねこ1024頭が、既に、ここで殺されています。事情は様々でしょうが、彼らの顔を思い出すと、ただただせつないです。

 私が気になるのは、ともかく来場者が少ないこと。7月は、僅か319人で、確かに処分場のそばの中央広場やふれあいステージが、ご陽気に活用されるとは思っていませんでしたが、動物愛護の啓蒙施設としては、遠足等で、もっともっと子ども達に来させるべきである事を申し上げました。
 せめてそうでないと命が報われません。

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