2008年11月18日(火)【児島湖現地調査】

 事務局長を務める「児島湖をきれいにする議員懇談会」で、会費を貯めて行う数年に一度の現地調査。参加する議員は楽しいでしょうが、企画する方は、たいへん。
 委員会が押したので、会長も、事務局長も、遅刻。バスの中で、弁当を食べつつ、児島湖に関わる4つの課から車中でレクチャー。

 本日は、30人以上の参加になったので、漁協さんの協力も頂いて、中型の船で、新岡山港から締め切り堤防をくぐって、児島湾内をぐるり一周。
 波高く、風は極端に冷たく、船内は、びしゃこで、救命胴着を付けて、皆立ったままの満員電車状態。まるで、スエズ運河のように、初めて締め切り堤防の下をくぐり、児島湖流域下水道事業の放流口や、内水面対策事業の浮き魚礁を船上から視察。

 柵の間に挟まると、まるで、ボラのいけすの中にいるようで、あちこちでボラが飛び回り、おっちょこちょいな一尾が船の中に入ってきたりで、最近面白いことが全くないので、こういうやけくそな風景は、実に楽しいものがありました。夢に出そうです。


 そうは言っても、児島湖の真ん中で、鼻水を垂らして、あれこれ考えているいると、岡山県の財政危機にあわせて、当然に、私自身も財政危機体制のもとで、物事を判断をしていかねばならず、例えば、所属させて頂いている会などについても、金銭面からも十分に精査させて頂いて、場合によっては、退会ないしは休会を余儀なくされるものもあるという結論に達しました。
 向こう4年間は仕方ありません。会社が潰れそうなのですから。

 お金には、名前が入っていないというのは嘘で、我々議員が手にするお金には、「岡山県」と入っているという認識が改めて必要だと思います。


 それにしても、ボラは良いのですが、肝心の児島湖が綺麗になった感じは、やはり、あまりしないのですが・・・・。レンコンが美味い季節ですが、あのホテイアオイや、魚礁や高島にいる鵜は、食えんかなぁ・・・。

Copyright (c) 2008 SHINJI SATO Inc. All rights reserved.satoshin.jp