2014年5月7日(水) 【真の教育再生のために】
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 GW明けの本日は、水曜日恒例のモーニングセミナーからスタート。その後、児島湾大橋の袂で街宣。朝から上着無しでも、十分可能な陽気でした。

 本日は、執行部側は人事異動がありましたが、議会側の現メンバー最後の文教委員会。




 教育再生というテーマが、中心にはなっていますが、昨年私が、文教委員会に久方ぶりに所属した内々の理由は、人と未来の科学館・サイピアがオープンすることと、ある生徒の自殺の原因を明確にするためでした。

 サイピアについては、委員会でも、度々、提言を申し上げ、特に、指定管理者のたいへんなご努力があって、先般、開館1年で、来場者10万人を突破しました。ただ、後者については、その後の対応を含めて、まだ課題が残っています。


 それにしても、委員会では、他の委員が辟易するほど、質問をし続けてきました。ただ、残念ながら、教育再生の具体的な成果が出ているとは思えません。
 それどころか、むしろ、「頑張る学校応援事業」のような、県と市町村、首長と教育委員会、県教委と市町村教委という縦割り行政の弊害を突破するというよりも、やや功を急ぐ感もある事業は、教育行政について、話題づくり以上の大きな課題を残したように思います。


 特に、全国学力テストの結果から分かる一番大きな問題は、岡山県の子ども達の成績が悪いということもさることながら、基礎学力が十分に身についていない子どもが、たいへんに増えているということで、その背景には、子育て支援の強化が必要なほど、家庭環境に課題があるということ。

 2年連続の全国ワーストワンの少年非行数に象徴されるように、いじめ・不登校・ニート・引きこもり、自殺など、子ども達の生活状況に、学力以前に大きな課題があり、その遠因ともなりかねない就学前から就労にいたるまでの発達障害の支援体制の強化が、緒に就いたばかりであるということ。

 これらについては、教育委員会や学校の先生方のお尻を叩いて、成績が上がれば、教育再生ができたと言えるような単純な問題ではなく、経済、医療、保健、福祉、労政・雇用、警察を含めたオール岡山で、あたらなければ、真の教育再生はありえないということを意味すると思います。

 少なくとも、結果の平等を求めるべくもありませんが、義務教育の段階で、機会の平等を保障されていない子ども達がいるのならば、まず、それを是正せねばなりません。



 一方で、家庭教育を支援するためには、社会教育が重要であるのに、社会教育団体への補助が削減されたり、ESDの会議を含めてですが、県の社会教育のセンター機能を果たすべき県生涯学習センターの機能強化が十分に図れていないこと。

 さらに、基礎学力を身につける小中の義務教育については、頑張る学校応援事業のように、評価をするのに、社会に生徒を輩出する高校について、進学率もさることながら、就職率について、十分な評価が行えていないこと。

 なによりも、県立高校の入試の採点ミスや度重なる県立学校での不祥事。

 ・・・1年間を通じて、本当に、問題だらけでした。


 明日は、議会の人事です。中心は、一年交代の議長・副議長人事ですが、私は、今期は、当該でないので、個人的には、所属委員会、特に、今期最後の常任委員会を決めることが焦点になります。
 おそらく、文教委員会所属の継続は希望しませんが、真の教育再生のために、なによりも、子ども達のために、もっとその根っこの部分を考える委員会の所属を希望したく思います。


 また、産業労働警察委員会では、岡山駅前の大規模商業施設出店に伴う相乗効果について報告されていますが、特に、交通対策については、やはり、かなり問題をはらんでいるように思えます。


 『復活のイデオン』
   http://www.youtube.com/watch?v=Ortyp5cx3qw

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2014年5月8日(木) 【環境文化・保健福祉委員会へ】
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 穏やかな5月の朝、大福で街宣。議会に直行し、県立武道館建設について、あれこれと。

 今日は、議会の人事の日。議会にとっては、5月15日の臨時議会で、新しい議長や副議長が選挙で選らばれて、新年度が動き出す感があります。
 本日は、議会内で圧倒的多数を誇る自民党内部で、議長候補として、倉敷の小田圭一議員が、副議長候補として、笠岡の伊藤議員が、選出されました。

 良いか悪いか微妙なところもあるのですが、議長・副議長は、申し合わせで1年交代。一身上の都合で、任期2年の議長・副議長が辞任されるのが慣例になっています。
 基本的には、期数と年齢で、順送りになっており、今期は、丁度私の前で同期の伊藤議員が副議長候補で、私は、時期以降に持ち越し。これも、巡り会わせがあり、思ったより、早く議長になられる方も、逆の方もおられます。

 ただ、個人的には、本会議の一般質問ができなくなる議事進行役というのが、議員として嬉しいかどうかは、一概に言えません。

 これは、4期になるともはや就任することがない委員会の委員長についても同じで、過去、常任委員会の委員長を4回、特別委員会の委員長を3回させて頂きましたが、むしろ、委員長は、委員会での発言が制約されるという意味では、裏方といって良いかもしれません。

 個人的には、肩書きがどうとか言うよりも、やはり、本会議が一番の主戦場ではあります。


 ともあれ、希望して、常任委員会は、環境文化・保健福祉委員会、特別委員会は、決算特別委員会への所属が内定しました。

 実は、これは、1期1年目の生活環境保健福祉委員会委員、決算特別委員会副委員長と同じということで、敢えて原点回帰です。ここがスタートでした。
 ただ、母も、今年、75才に。義父母も、それを越えていますし、教育再生のためにも福祉が重要だという思いもあります。

 しかし、一方で、実のところは、保健福祉部の所管の内尾グラウンドについて、ロックオンするという意味もあります。


 まずは、任期を完全燃焼で、その先の天命があるかどうかは、あとはもう神のみぞ知るです。


 吉田拓郎=『唇をかみしめて』
   http://www.youtube.com/watch?v=Kt6-hxg11J4

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2014年5月9日(金) 【自転車でエコ】
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 有識者らでつくる民間の「日本創成会議」の分科会が、地方から大都市への人口流出が現在のペースで続けば、30年間で、2〜30代の女性が半分以下に減る自治体は、全自治体の半数に当たる896市区町村に上るとの試算を発表しました。

 まさに、地域消滅の危機の恐るべきデータで、故郷の山河が滅んで、都市部のみがもつわけがありません。


 穏やかな春の朝、今朝は朝一で、千両街道で街宣。浦安では、さらに整備を急ぎたい外環状道路の姿が見えてきましたが、笹が瀬川に、もう一本、橋を掛けるというのは、なかなかたいへんです。
 なんと言っても、土地の形状の変化に伴う保水力への影響も、気になります。


 本日は、気がつくと、途中、虎頭要塞日本側研究センターに寄らさせて頂いたりしましたが、早くも、環境文化・保健福祉委員会委員的な動きになっていました。15日までは、文教委員会委員ですが。

 昼には、イトーヨーカドー横の「環境学習センター・アスエコ」で、昨日から、『自転車でエコ展』が開催されていますが、「岡山県バイコロジーをすすめる会」からも、二人乗り自転車・タンデム車を展示中ということで、立ち寄りました。

 ちなみに、今日も環境学習で、市内のある学校の小学4年生が来ておりましたが、アスエコを運営する環境保全事業団自体が、県の外郭団体で、この秋のESDの世界会議についても、活躍が期待されるところです。

 自転車について、環境の視点から取り上げてくださったことは、誠に時宜にかなうものですが、環境対策は、もちろん、渋滞緩和のためにも、タンデム車が走ることができる街づくりを進めたいものです。
 いずれは、LRT吉備線(!)などに、タンデム車を乗せることができれば、最高です。



 きらめきプラザでは、地域活動支援に関する話や、そもそも障がいがある方の水曜日のアクセスの問題などの課題も頂戴しました。
 また、なぜか、旭川の漂着ゴミを調べて回ることになりました。これは、かなり、たいへんなことになりそうです。


 冒頭の問題も、すなわち、少子高齢化の象徴的な数字です。少子化対策の充実というのも、今年度のメインテーマになって行くと思います。
 老いて行く親の姿に向き合う覚悟もいるなぁ、と。妙なことも、しみじみ思いました。



 渡辺美里=『JUMP』
  http://www.youtube.com/watch?v=EMbSNNDEoig

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2014年5月10日(土) 【とれたて岡山魚フェスタ】
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 本日は、朝一で、夫婦で、第11回「とれたて岡山魚フェスタ」へ。好転に恵まれ、たいへんな賑わいでした。

 児島湾に関係する漁協さんが中心で毎年行われている催しで、新鮮な魚介類が手に入ります。
 小学校以来の友人と会ったり、試食を食べまくったり、楽しまさせて頂きました。

 春のこの時期は、「魚島」と言われるほど、瀬戸内海では、魚が溢れかえっていたということですが、水質が綺麗な海と豊かな海というのは、必ずしも一致しないという微妙なものもありますし、藻場があるような海岸線が減り、海底も、かなり状況が変わってきています。

 栄養塩不足による海苔の色落ちへの懸念から、毎年のように、ダムの放流も行われていますが、大自然の仕組みの中では、適度な台風や雨も必要であったり、本当に難しいです。

 ただ、有害鳥獣としてのカワウの増加について、特に、神武天皇縁の高島が、そのねぐらにもなっており、甚大な漁業被害が発生していることもあり、かわいそうと言えばかわいそうなのですが、一網打尽ということは、必要かもしれません。

 事態は、かなり深刻です。


 彦崎あたりを徘徊しましたが、やはり、目の前の倉敷川に、急傾斜地域、砂防地区をJR宇野線を潜って流れる川について、正直なところ、防災対策については、まだまだ不安があります。

 一方で、「交差点に、ようおる人じゃな。」と、地縛なんちゃらのように言って頂けたのも、5年のいたって地味な街宣の成果かもなぁと、引き続き、地味に、頑張ろうと思います。

 Mr Children=『終わりなき旅』
  http://www.youtube.com/watch?v=sq-Op--fX80

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2014年5月11日(日」) 【10years】
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 初夏を思わせる快晴の今朝は、備前市議会議員選挙の出陣式に。まさに、いてもたってもおられずということです、

 最近、日差しのせいか、渡辺美里がBGMですが、『10years』を聴くと、いろいろ考えます。ファジアーノ岡山の創設メンバーである候補から、Jリーグへの熱い思いを伺ったのは、11年も前のことです。

 父の従兄弟の家に、ファジアーノ岡山を創設したNPOの事務局があり、その父の従兄弟と懇意な「事務局」の方が、候補者です。
 比較的早く、県でも応援体制が進んだのは、この話のあとの一般質問が、なんぼか影響があったかもなと、ちょっと思います。

(参照)2004年12月30日(木)【岡山からJリーグを!!】
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 今日、Jリーグ入りを目指すクラブチームを運営するNPOの事務局の方とお話する中で、岡山からJリーグを!という話にロマンを感じました。
 降って沸いたような話ではなく、戦略的に、チームを我々が作っ ていくのだという思いがなければ、決して岡山からJリーグ入りするチームは生まれませんが、逆に、思いがあれば、岡山からJリ ーグというのは、夢でもなんでもありません。
 将来的に、年間に、桃太郎スタジアムをホームにして、J1公式戦が38試合も行われることは、無茶な話ではないのです。
 その夢に乗られませんか?
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 以下、
http://satoshin.jp/kokoro/kokoro_bunrui/ko_data/c03_041230.html
 思いが結集すると、10年で、本当にいろいろなことが、できるんだなと思いますが、大切なのは、あれから10年もではなく、この先、10年もです。
 そこから、取って返して、市議会の重鎮の後援会総会に、お邪魔させて頂きました。
 
 その後、今日もまた徘徊。庭先で声を掛けると、「あぁ、ファーマーズの前におる人?」と。
 なんとなく嬉しかったです。街宣が、僅かでも成果が出てきたなぁと感じられるのに、やはり、石の上にも、5年。
 本来は、5000号越えているはずの「こころ」も、もったいなくて、やはり、やめるわけにはいきません。
 それがなんであれ、地味に続ける以外には、特に才能も、私には無いのですから。
 
 しかし、実は、渡辺美里で一番好きな歌は、『 いつか きっと』!!
  http://www.youtube.com/watch?v=81caKF-YhS8

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2014年5月12日(月)
          【最前線の社会教育施設としての公民館の可能性】
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 いつものような渋滞となった曇り空の朝、錦南で街宣。

 その後、県民局の協働事業に関して、河川事務所との連絡のあと、午後からの雨を予測して、少しだけ徘徊。そこから、外環状道路に関して、国道工事事務所に。


 午後からは、ある公民館の館長さんと。

 生涯学習の拠点としての公民館のイメージとして、特に、ご高齢の方にとっての地域のカルチャースクールということがあるかもしれません。
 もちろんそれも、重要な機能であるのは間違いありません。

 しかし、この公民館では、地域の企業や警察、消防などにもご協力を頂いての小学生の職業体験に加えて、大学や文化施設などとと連携して、こども向けの大学講座を開講し、さらには、公民館のそうした活動について、ポイントのつく形で、中学生のボランティア活動まで、行われています。

 おそらく市内の37の公民館で、これだけ、多くの地元の小中学生が、公民館活動に参加している例は、そうないと思います。
 とりわけ、地域の小中学校、さらには、PTAとの連携が、これだけ円滑に行われている公民館は、全国でも、稀有かもしれません。

 有識者会議の報告書に基づいて、社会教育団体に対する補助金の削減を打ち出したことについて、全面対決という形になりましたが、まさに、社会教育の最前線基地として、学校教育でも家庭教育でも行えない部分を社会教育の最前線の施設としての公民館が果たせば、ここまでのことができるのだと、感動しました。

 しかし、学校、地域、公共機関、企業やNPOと社会教育で連携する、そのコーディネートの機能を公民館が、持つためには、人材の養成やノウハウの蓄積、なによりも、財政的な支援が、どうしても必要です。


 一方で、例えば、土日や長い休みの期間に、地域や大学、ボランティアの方々の協力を頂いて、アフタースクールという形で、基礎学力を身につけることも同様の考え方です。

 先生方は、もはや手一杯であるという大前提で、しかし、学校は好きだが、基礎学力が身についていないために、教室の中に入れない子ども達が、多くいます。

 しかし、例えば、中学生でも、九九ができない、小数点や分数で躓いた、あるいは、漢字が書けない・・学校の勉強についていけない、塾にもいけない・・・そうした子ども達が、基礎学力を身につける機会を義務教育の義務の主体である保護者も、もはや確保できないかもしれません。


 子ども達は、いわば権利を奪われたままです。

 学校教育でも家庭教育でもなく、社会教育が動いて頂きたい場面は、確かにあります。それを地域の公民館が支援することができるかどうか・・・。


 あるいは、傾聴ボランティアを養成して、施設や地域の高齢者の方をサポートする、そんな福祉の拠点になる動きも進めておられますが、それは、この秋のESDの会議にも、世界に誇るべき事業として、報告されるかもしれません。

 さらには、防災拠点ということも、当然、考えられます。


 地域のカルチャースクール以上の大きな働きがある公民館で、しかし・・・館長さんや職員さんが、非常勤で良いのかな・・?人を得れば、こんなに可能性があるのです。


 その後、県庁の担当課へ。生涯学習センターを老若男女が相集う、社会教育の拠点にと、申し上げてきましたが、その具体的なイメージ、いわば青い鳥が、こんなに近くにいました!!
 必要なのは、成果が出た学校に100万円配りますよという、そういうレベルの話ではないのです。

 ゆず=『雨のち晴レルヤ』
   http://www.youtube.com/watch?v=9n3h2DAgeno

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2014年5月13日(火)
            【小麦色のマーメイド(ただし、ジュゴン)】
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 もはや暑い朝一は、藤田で街宣。

 その後、「晴れの国サンパワー推進セミナー」へ。買い取り制度がある中で、比較的、太陽光発電は普及してきたという認識の下で、改めて、太陽「熱」に、視点が戻ってきました。
 エネルギー転換が必要ないことから、効率が良いということも、再評価されています。



 具体的には、岡山県太陽熱&断熱DE省エネ住宅促進事業補助金という事業が動き始めます。昨年よりも、予算は、大増額して、6500万円。
 太陽熱温水器設置事業(700件程度)、窓断熱改修事業(300件)を募集します。



 基本的な認識として、過去40年間で、家庭のエネルギー消費量が、ほぼ2倍に増加。その中で、実は、給湯と冷房(2%)よりも暖房が、28%と26%とエネルギーを占めています。


 夏よりも、冬、昼よりも夜に、家庭でのエネルギー消費量は多いということで、新たに、太陽熱温水器と断熱(特に、内窓)補助制度が、創設されたということです。

 募集は15日からで、人気沸騰となれば、予算の増額も考えられます。また、経産省や市町村の同種の補助事業との併用も可能です。詳細は、下記ホームページを御覧ください。

 http://www.pref.okayama.jp/page/383920.html


 セミナーのあと、昼には、岡山ライオンズクラブで、1年に一度のメンバースピーチをさせて頂きました。基本的には、教育について語らさせて頂きましたが、歴史と伝統あるクラブの例会で、恐縮の限りです。

 そこから、少し徘徊。地域の子ども支援センターにもよらせて頂きました。


 取って返して、顧問をさせて頂いている業界の総代会および総会後の懇親会へ。GWに行った県幹部とのバトルは、まだ終わってはいません。

 夜には、さしで、久々に、焼き鳥いきます!!


 松田聖子=『小麦色のマーメイド』
  http://www.youtube.com/watch?v=KVb9KgmKYro

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2014年5月14日(水) 【地方が担うナショナル・ミニマム】
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 本日の水曜日恒例のモーニングセミナーは、会場をいつもの岡山国際ホテルから護国神社いさお会館に移して。

 参拝をさせていただいて、一便で、上京。
 明日の臨時議会で、文教委員会から環境文化保健福祉委員会に所属が変わります。その前に、自治政策講座で、所管事項に関わることについて、現在の動向や基本的な問題を認識すべく、午前10時から午後5時過ぎまで、横浜で缶詰め状態でした。

 テーマは、政策大転換の介護保険制度や子育て新システムなど。
 市町村が主体となって動くことにはなりますが、まさに、ナショナル・ミニマム(本来は、政府が、国民に対して保障する最低限度の生活水準)であるべき福祉について、地方分権の名の下に行うだけの、人材や財源があるのかと思うと、不安があります。
 ある意味で、地方議会のあり方が、直接命に関わるという話です。背景には、人類が経験をしたことのない少子高齢化と財政危機(破綻)があります。

 国の机上の政策が、本当に素晴らしいものになるかどうかは、地方次第。それが、地方分権です。


 いずれにしても、現場訪問をしなくては、なかなかに理解が難しいです。
 地域を徘徊していると、介護と子育てについて、しみじみと感じる状況があります。ご高齢の方々が、デイザービスに行かれたりする姿をものすごくよく見ます。

 ・・しかし・・・・ベイスターズは、今年も弱いなぁ・・・。
 『横浜ベイスターズ応援歌 〜勝利の輝き〜 98年セ優勝決定版』
   http://www.youtube.com/watch?v=QK0rTIhostE

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2014年5月15日(木) 【臨時議会】
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 雨の半日。

 今日は、臨時議会で、議長・副議長選挙や委員長指名などが行われ、議会の新しい体制が決まり、動き始めました。大学の先輩でもある小田圭一県議が議長に、同期当選の伊藤文夫県議が、副議長に選出されました。

 議場に座っているといろんなことを考えます。これで、いよいよ、この任期の最終年に突入。お預かりしている議席は、あと1年。十分すぎる脂肪を焚いて、完全燃焼をしようと誓っております。
 幸い、副議長にも委員長にもならなかったので、本会議でも委員会でも、自由に発言できるのが、なによりで、地道に頑張ります!!連絡などするうちに、夕刻に。

 北島三郎=『歩』
   http://www.youtube.com/watch?v=c-3M6DnGxg8


 宇宙飛行士の若田光一さんが188日ぶりに地球に帰還!これで、日本宇宙少年団岡山桃太郎分団では、実は、いろいろ楽しみが増えます!!
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2014年5月16日(金) 【旭川漂着ゴミ探検隊】
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 午前6時前に、新岡山港から高島を見ました。

 カワウの営巣地と予測していたのですが、想像したよりも、この時点で、カワウの飛翔が少なく、街宣のときに見た編隊飛行が、おそらく冬場だったような気もして、あるいは、季節によるのか、なにより、日の出とともにスタートするのか、不明です。


 本日は、あるNPOの提案が、県の協働事業の採択されたことを受けて、その基礎調査として、旭川の漂着ゴミを調査することになってしまいました。

 そもそも、発信機を取り付けた大きなボールを川に流し、それがいかに海まで流れるかを追跡調査すれば面白いなどと、私が言ってしまい、河川事務所に相談に行ったり、けっこうややこしいことになったので、別の事業を計画されたということについては、なんぼか責任も感じています。


 今の段階で、詳細は書けませんが、落書き調査隊が、まずは落書き調査を行って、落書き一斉消去活動に結びつけたような流れの意識はあります。

 敢えて言えば、行き掛かり上そうなってしまったような感も否めませんが、議員としても、旭川の河川敷の状況を認識しておくことは、かなり有益なことでもあろうと、結果として、私が運転をして、暑い中、僅か2人の旭川漂着ゴミ探検隊ということになりました。



 調査は、午前6時過ぎから開始。再び、新岡山港から小豆島行きフェリーを見送り、高島を見ましたが、やはり、カワウ軍団の気配がありませんでした。
 気を取り直し、児島湾大橋袂から、旭川左岸を北上開始。そこから、嫌なぐらいカワウを見ることになりました。

 最後は、大久保の沈下橋でUターンして、右岸を下ることになりましたが、漂着ゴミが、昨日の雨で流れた可能性も否めず、ただ、新鶴見橋から上流から、大量のゴミが流れてくるというイメージは、あまりわかず、生活雑排水も流れる支流や河川敷に捨てられたゴミが、平素は、漂着しているのではないか?という気がしました。

 台風のときは、流木や巨大なものが流れてきますが、ペットボトルが、いったいどこから流れてくるのか・・・。
 あるいは、ダムや樋門の放流のときに、ネットを張って、魚は通るけれども、せめて浮いて流れるゴミについては、一網打尽にする方法を考えるべきようにも思いました。

 なお、写真については、ブログの『かっぱ天国』に、アップさせて頂いております。


 まだ、探検隊の継続は必要ですが、今まで降りたこともない河川敷に降りて、旭川を感じたことは、必ず、お役に立てる次の行動につながると思います。

 それにしても、青春時代の懐かしいような風景にも、たくさん出会いました。

 アンジェラ・アキ 『手紙〜拝啓 十五の君へ〜』
   http://www.youtube.com/watch?v=erGCAu_hFqM


 夕刻からは、顧問を務めさせて頂いている業界の総会後懇親会へ。景気回復は、そこまで来ているけれども・・・という感じです。


 一方で、集団的自衛権の憲法解釈の変更について、本来ならば、党是である憲法改正をきっちりと議論すべきで、現実的対応からは、それが難しいのかもしれませんが、具体的に、集団的自衛権を行使する場合に、自衛隊はもちろん、これからの若い世代が、さらには、子ども達が、世界の戦場に向かうことになる選択をする大人の責任は、極めて重いです。PKOとは、全く異なるわけですから。

 本来は、解散総選挙で、国民の皆様に信を問うべき、最重要課題だと思います。

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2014年5月17日(土) 【愛着障害について】
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 暑い一日でしたが、本日は、朝一に、新稔橋で街宣。

 そこから、朝日塾小学校さんの運動会に。私学の雄として、小学生の子ども達も、凛として頼もしくありました。先生方もプロ意識にあふれていますし、保護者の方々の意識の高さも伺えます。


 取って返して、理事をさせて頂いている南野育成園のこどもまつりへ。学生やロータリーさんなどボランティアも多く入り、大盛況でした。
 いつものように、ラーメンをはじめ、いろいろと美味しく頂戴しました。

 来場者の方々といろんなお話ができたのですが、特に、愛着障害について、施設の方と。
 大人の、あるいは、保護者の状況で、子ども達の人生は、大きく左右されます。子ども達を毒牙に掛けるような大人もいます。

 いずれ、子ども達は、大人になり、子ども達を育てていくことになりますが、今日の太陽のように、全ての子ども達が、しっかりと愛情を降り注がれて、誰もが、しっかりと子ども達に愛情を降り注ぐことができる大人になるように、切に祈ります。

 教育再生を言う大前提でやらなくてはいけないことが、いくらもあります。



※『愛着障害』(デジタル大辞泉より)

 乳幼児期に長期にわたって虐待やネグレクト(放置)を受けたことにより、保護者との安定した愛着(愛着を深める行動)が絶たれたことで引き起こされる障害の総称。

 愛着障害を示す子供には衝動的・過敏行動的・反抗的・破壊的な行動がみられ、情愛・表現能力・自尊心・相手に対する尊敬心・責任感などが欠如している場合が多い。他人とうまく関わることができず、特定の人との親密な人間関係が結べない、見知らぬ人にもべたべたするといった傾向もみられる。施設などで育ち、幼少期には手のかからなかった子供が、思春期に万引きなどの問題行動を起こす例もある。
 適切な環境で継続的に養育することで大幅な改善が期待でき、その点で広汎性発達障害と明確に区別される。

 スキマスイッチ =『全力少年』
   http://www.youtube.com/watch?v=IvDTkTKi5pA

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201年5月18日(日) 【市民イチバデー】
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 快晴の本日は、朝起き会からスタート。
 師友会で、護国神社に正式参拝をさせていただいて、岡山県消防操法訓練大会。

 そこから、中央卸売市場ふくふく通りでは、市民イチバデー。本日は、高知からカツオのたたきやスイカが来襲。おそらく、イチバデー史上最高となる物凄い盛況でした。

 午後には、迫川界隈をフラフラと。
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2014年5月19日(月) 【あの日のひまわりの種】
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 本日は、朝一で、逢沢事務所に久方ぶりに。ひまわりの種を思いました。
 その後、環境文化部へ。いずれも、書道に関することです。

 そこから、ある公民館で、発達障害をもつ児童・生徒の保護者の方々と懇談。動き始めたトータルライフ支援事業についての話ですが、これからの部分があまりに多く、当局との調整が必要な話になりました。
 新事業では、障害者福祉が一義的な窓口になっていますが、教育委員会との連携が重要です。

 そこから、観そびれた市民劇場に。1月に、10数年ぶりに復帰ですが、さすがに、マチネとなると厳しくて、なかなかゆっくりということになりません。

 県庁にとって返して、岡山マラソンについてなど。

 夜には、卒業するはずが、顧問として居残りになった専門店会青年会の総会・懇談会。やはり、駅前イオン進出については、まさに黒船です。

 宙船=『TOKIO』
   http://www.youtube.com/watch?v=3_hCZiUt-AM

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2005年10月31日(月) 【ひまわりの種】
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 ちょうど季節は、この頃でした。秘書の試験は、面接とレポート。レポートの課題は、無党派対策・女性対策でした。私は、選挙対応の事務所の駐車場が、あまりにも広いので、当時、走りであったフリーマーケットをしてはどうでしょう?と提案させて頂きました。

 これは、僅か1年ですが、岡山リビング新聞社営業部に勤務させて頂いた感覚によるものでした。秘書の仕事は、ある意味、広告代理業に非常に似ています。 どちらかと言うと自民党的ではないような新人の提案にも、代議士は、即座に「やってみぃ!」ということでしたが、あまりに突拍子がなかったので、事務所の理解が得られず、仕方がないので、中学・高校時代からの友人などスタッフは寄せ集めで、翌春から実施。

 最初は、へぼな営業マンとしてお世話になった『リビング岡山』に、数回自腹で広告費を出して、告知しました。2、3回は、当然、赤字でした。 ビラ配り、街宣、ともかく試行錯誤の連続でしたが、どうにか定着し、『フリーマーケット in OKUDA』は、結局3月から11月の隔月で、25回も続きました。

 ただ、このイベントの致命的な欠陥は、場所を貸して下さっている代議士が来られるわけがないと、お客の誰もが思っていたので、代議士が来られたら皆驚いて、近寄っていかないということでした。今なら、かなり状況が違うと思いますが。

 それでも動員せずとも、選挙本番の出陣式や事務所開き以上に人が来るし、内緒ですが、1区画1000円のショバ代で、収益まで上がるという企画で、なにか、変わった奴がいると、狭い業界で、私が初めて注目された事業でした。

 さらに、代議士が乗られていない時に、代議士の車をしばしば破壊する(語ることができない極めつけもあるのですが)という運転技術も、業界から非常に低く評価されていました。今から思うと、よく私を許して下さったものだなぁ・・・。


 そう言えば、その頃、「日報で見ると、君は、任意団体ばかりに出入りしているけれども、こういうところが票になるんかえ?」という代議士の問いに、「いや、票になるかどうかさっぱり分かりませんが、こういうところに、自分の秘書を出入りさせるなんて、代議士って偉いなぁ、と皆、言ってます。」と、平気で答えていました。「ほんまかや〜?」 当時そういった言葉はありませんでしたが、それは言うまでもなく、現在のNPOであり、NGOです。


 あぁ、思い出せばきりがありません。阪神大震災の緊急救援、スリランカに古靴を持っていった話、沖縄のツアー参加、東京出張、永田町勤務、あげくは、帰って来なくて良いと送り出されたイラン出張。

 そう言えば、当時の代議士は、今の私と同じぐらいの年齢でした。 いろんな時、亡くなった松本さんが、事務長として、たいがい笑って、そこにおられました。そう言えば、松本さんに怒られたことはなかったなぁ。 あ〜、それにしても、ムチャクチャな秘書だったなぁ、僕って。


 隔月のフリーマーケットの運営に少し飽いていたその日、だだっ広い事務所の駐車場が、あまりに殺風景なので、「そうだ、ひまわりを植えよう!!」と、松本事務長に相談することなく、勝手に決めました。

 ソフィア・ローレンが出てくるようなひまわり畑になったら、30号を行く車も、さぞかし喜ぶことだろう!!
 ということで、さっそくホームセンターで、ハムスターの餌の「ひまわりの種」の特大サイズを買いました。まさか燻ってはいないだろうが、餌が、生えるものかどうか??そんなことは、分かりませんでしたが、とりあえず、そこら中に撒くことにしました。

 なにしろ、ほとんど砂利で、砂は僅かでしたし、わざわざ土を掘って種を植えるような繊細さは持ち合わせていないので、放り投げるようにして、花咲じじいのように、御陽気な鼻歌交じりに、撒き散らかしました。

 しばらくして、アスファルトの上に数羽の鳩がいたので、嫌がらせに砂利を蹴散らかした時、はっとして振り返ると、なんとそこには、鳩とカラスの大群!権兵衛が種撒きゃ、カラスがほじくる状態に!!ソフィアローレンが、ヒッチコックに!!

 思わぬ僥倖に酔いしれた鳥達が、それはそれは嬉しそうに、思い切り、砂利の中のひまわりの種を次から次に啄ばんでいました。 あまりの風景に一瞬固まりましたが、それでもせっかく買った、ひまわりの種。もとはと言えば、ハムスターの餌の数奇な運命をこれ以上弄ぶのも気が引けて、やはり、餌ではなく、種として生涯を全うさせてやりたいと、今や、公園にいる、家族よりも鳥に好かれる鳩じじいとなって、しかし、媚びることなく、鳩やカラスにぶつけるように幸福の種を撒き続けました。

 結果として、種は全滅だろうが、今日の鳥達は、宝くじに当たったようなラッキーだったな、それで良いじゃないか、願わくば、どうせ砂利の中で枯れるくらいなら、鳥に全部食ってもらいたいものだな、と自分に言い聞かせ、遠大な作業を終えました。

 あ、よく考えたら、水をやる予定もなかったな。


 夢が潰えて、それから数ヶ月。ひまわりの種のことなどすっかり忘れていた夏の終わり。ふと気付くと、フリーマーケットの片づけで、事務所の裏の当時あった焼却炉の横の砂利の中に、黄色い固まりが。見ると、一本だけ、大きなひまわりが咲いていました。 しかし、背の高さは、30cm、それでも、直径も20cmという、今まで見たことのないような、それはそれは不細工なひまわりでした。





 思わず、「なんで、咲いとるんじゃ!!」と、感動と言うより、呆れた声を上げました。 「どんな状況でも、咲く奴は、咲くんじゃい!!」と勝ち誇っているような、ひまわりの花。 ・・お前、ハムスターの餌じゃなかったんかい・・・・。


 「こころ」がない時代ゆえ、それは、何年の何月何日のことか分かりません。 ただ、あの種のように、どこに撒かれるかわからないような、どうしようもない宿命を背負い、予測不能な運命と戦いながらも、しかし、言い訳をせず、天命を信じ、使命を果たす、あの物言わぬひまわりの花の力強さを持とう、生き抜こう、と、心に誓った、そんな夏の日が、あの頃にありました。

 ただ、しかし、今になって、つらつら考えるに、人間という種は、自力では、咲けないのだなと思います。考えてみれば、あのひまわりの種を、花を、いつも太陽は、照らしていたのだから。


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2014年5月20日(火) 【『今始まる』 】
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 本日も、風邪気味のため、街宣を休止し、朝から事務作業。

 朝一で、岡山県視聴覚ライブラリー連絡協議会理事会について。実は、以前、会長をしておりましたが、敢えて顧問に退く形をとっています。

 連絡会ですから、予算は、15万円程度しかないのですが、視聴覚ライブラリー自体は、各市町村にあり、県の生涯学習センターの視聴覚ライブラリーが持つ教育教材は、団体等も含めて、多く貸し出しがなされています。
 イメージとすれば、文科省特選、推薦のような教育映画や科学や歴史や環境問題、人権問題などの教材です。いわゆる著作権なども課題があり、比較的高価なものといえます。

 かっては、16mmフィルムでしたから、その映写技術も研修がありますし、VHSなどのビデオテープなども多く残っています。毎年毎年、新規に購入もしていく必要があります。

 しかし、もっとも大きな課題は、地域のフィルムやテープ等に残された地域地域のお祭りや行事などの記録が、廃棄、散逸してしまうということで、特に平成の市町村合併で、多くの地域のお宝映像を失ってしまった可能性があります。

 そこで、そうした映像を集め、デジタル保存ができるようにとお願いしているのですが、これがなかなか予算が充実しません。
 しかし、どうしても、今やっておくべきことだと、強く申し上げています。


 その後、メンバーが変わって最初の環境文化・保健福祉委員会。今までも長かったのですが、今後もさらに長くなると思います。個人的には、伸び伸びと議論ができるのはありがたく、要点がまとまって、委員会が長いこと自体は、とても好ましいことだと思います。

 電気自動車の普及は良いことですが、既存のガソリンスタンドや自動車整備に対する支援も行う必要があるのではないか。
 スポーツ振興で、県民の日で、トップの4チームを応援するといっても、予算が、約150万円で、市町村や観光サイドとの連携不足ではないか。
 児童虐待の現状について、加害者である実父母はじめ、より詳しい家庭の状況、たとえば、愛着障害の連鎖を断ち切るために、何ができるのか。

 などなど、今日は、事業概要説明がメインでしたが、いろいろ問いましたが、イマイチ。


 その後、イオン進出について、商店街の対策案を伺ったりして、備前県民局の主要事業についての説明会。政策が、現場への基地でどう動いているかという話ですが、さらに、実際の現場はたいへんです。
 その後、なんでこんなに多くいるのかという管内選出議員と県民局との幹部職員懇談会がありましたが、欠礼。結果として、毎年そうなっている気がします。


 そこから、一般財団法人になった桃太郎少年合唱団の平成26年度第1回役員会。来春には、大きな少年少女合唱団の大会が、岡山で開催される予定ですが・・・統一地方選挙の選挙カーが、駆け回っている時期かも・・・。
 それにしても、故三木知事縁の誇り高き歴史のある少年合唱団の団員が、減少しています。


 桃太郎少年合唱団創立40周年委嘱作品:混声合唱曲 『あしたの灯り』最終曲
  桃太郎少年合唱団&OB =『今始まる』
   http://www.youtube.com/watch?v=ZJBzpdgBvzE

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2014年5月21日(水) 【雨を追いかけて上京】
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 青空の朝、水曜日恒例のモーニングセミナーからスタート。
 昼には、東京へ。雨。
 東京ビックサイトの自治体総合フェア2014、企業立地フェア2014、さらには、教育ITソリューションへ。
 夕刻には、衆議院に、逢沢衆議院議会運営委員長を訪問。久々の永田町。

 しかし、安かろうと思った王子のその夜の宿は、なかなか印象的でした。
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2014年5月22日(木) 【要するに疲れる】
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 なかなかの宿で一夜が明けて、日経ビジネスイノベーションフォーラムは、難解。
 アンテナショップができる新橋に寄り、夜に帰岡。

 要するに疲れる。

 柴田まゆみ= 『白いページの中に』
  http://www.youtube.com/watch?v=raKVusnRcLI

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2014年5月23日(金) 【塩田から電田へ】
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 今朝は、武久瀬戸内市長が、講師で入られるということで、朝一で、東のモーニングセミナーからスタート。赤磐市長も、お越しでした。
 錦海塩業跡地に、8万世帯をまかなえる塩田から電田にという、スケールの大きな話でした。

 その後、福島で、街宣。

 午後には、南商工会の総代会の前に、少し地域をふらふらして、夜には、久方ぶりに、青春の会へ。次回は、私が、幹事の予定。

 一世風靡セピア =『前略、道の上より』
  http://Www.Youtube.Com/Watch?V=Jk2Zs3Lfab8

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2014年5月24日(土) 【『向かい風は未来からの風』】
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 朝から農業用水で、カエルがゆだるような本日は、朝一で、大福で街宣。自動車の不調に、たちまち対応して頂けて、実にラッキーでした。

 そこから、とある地域のとある相談。詳細は書けませんが、久方ぶりに、気分は、桃太郎侍。


 その後、徘徊し、所在不明になりました。


 総会を経て、夜には、ある町内の図面避難訓練に、お邪魔させて頂きました。地域のコミュニティの強化を図る、本当に素晴らしい取り組みですが、想定は、やはり地震。
 実は、気になるのは、3年前に、実際に被害があった台風で、特に、児島湖から児島湾に水が抜けない場合の相生川です。私の努力不足もありますが、今、そこにある危機が、大規模地震の想定だけでは十分ではないかも。

 今回は、国土交通省の河川局の方が頑張ってくださっており、それは、素晴らしいことなのですが、市・県・国の連携が、危機の想定や情報の共有からして、昨日からかなり気になっております。

  馬場俊英=『向かい風は未来からの風』
   http://www.youtube.com/watch?v=pDrmy3a909A

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2014年5月25日(日) 【『黄昏はまだ遠く』】
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 今朝は、朝起き会からスタート。練成会の分を梅雨の街宣で、頑張ります!!

 ご案内を頂いたので、中央小学校の運動会へ。予想されたことですが、生徒数が、急激に増えています。おそらく、今後も、再開発やマンションの建設が進み、都心回帰の状況の中で、早晩パンクするのではないかという気がします。イオンの進出は、むしろ、加速する材料です。


 中心市街地活性化がなされれば、当然の帰結ではありますが、今さらながら・・・の感もあります。防災面の不安も否めません。

 ただ、子ども達にとって、どういう環境で育つのが良いのか?ということについては、緑豊かな地域を歩くと一概に言えない気もします。


 そこから、岡山県自転車軽自動車商協同組合の通常総代会へ。岡山県バイコロジーをすすめる会の会長として、出席させて頂きましたが、今まで出席させて頂いていないのが、むしろ不思議にもありました。

 間違いなく、平坦な地が続く晴れの国岡山において、交通渋滞緩和、環境対策、健康対策等どれをとっても、自転車に追い風が吹いているのは間違いありません。
 「ももちゃり」の地場の自転車産業振興効果については、やや疑問に思いますが、特に、タンデム車の公道解禁について、自転車道の確保や公共交通に自転車が載せられるようにということと相俟って、暴走気味の挨拶をしてしまいました。


 そこから、午前中は小学校の運動会が行われて、午後からの地域の運動会に。


 そこから取って返して、岡山県看護連盟の槙原顧問のお別れの会。私自身、阿部寿満子県議のあとに出させて頂いた思いが強く、看護連盟さんには、ことさら強い思いがありました。




 そこから、夕刻まで徘徊。ある地域は、佐藤姓だらけで、本当に嬉しくなりました。妙な親しみを覚えて、元気を頂戴しました。


 せっかくなので、日没前まで、中畦で街宣。その場では、内尾グラウンドの件が、ひっかかって、長らく街宣をしていませんでしたが、もはや、します。


 安全地帯=『黄昏はまだ遠く』
  http://www.youtube.com/watch?v=0u9ko8mcmLQ

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2014年5月26日(月) 【社会教育の明暗?】
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 雨模様の朝、福田で街宣。

 そこから、福田公民館へ。県教委のからみで、詳細は書けませんが、社会教育の先駆的なあり方として、岡山から全国発信できる素晴らしい取り組みです。

 そこから、環境文化保健福祉委員会に。環境保健センターの小火による損害など、補正予算が一部入りました。それにしても、こども基金は、いくら積み上げていくのでしょう・・・。



 昼になって、朝の社会教育についての良い話が、吹き飛ぶぐらいの良くない話。
 ただ、JAXAと日本宇宙少年団と宇宙教育センターの関係を教育委員会当局が理解していないフシがあり、雨降って地固まるを期待したいところではあります。

 中村中= 『雨のロマンス』
  http://www.youtube.com/watch?v=LQq9sFxosdc

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2014年5月27日(火) 【「頑張る学校応援事業」について】
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 今朝は、七区入口で、街宣。

 学力向上などで効果が出たら、現金100万円を小中学校に直接交付する予定だった県の「頑張る学校応援事業」について、今朝の朝日新聞には、子ども達の意見を聞いた興味深い記事が、出ています。

 冬の文教委員会で、最初に疑問の声をあげたのは私でしたが、おもしろくまとめた記事の子ども達のやりとりは、まさに文教委員会の議論そのまんま、あるいは、むしろ立派です。
 子ども達に関することは、まず子ども達にも聞いてみないとなぁ。勉強になります。




 そもそも、文教委員会で、やや暴走気味に、いろいろ申し上げているときに、具体的な玉野市長さんの問題提起は、事業見直しの契機となりました。
 首長と教育委員会、県と市町村、県教委と市町村教委との関係について、根本的な課題がある事業ですが、真に、小中学校の学校現場を勇気づけるものであって欲しいです。

 もとはといえば、頻繁に使われる「学校力」という言葉の定義すら不十分なままに、なにをもって、誰をもって、なにの比較において、頑張っていると評価するかも、難しいものがあります。

 もちろん、全国学力テストの成績を上げることを否定はしませんが、やはり、益々学力の格差が広がっていることは、未来の岡山の危機を意味していると思います。

 まずは、基礎学力を身につける機会を奪われている子ども達の支援は、最重要課題だと思います。経済格差、家庭環境が、義務教育の段階で、子ども達の学力格差に結びつくこと、それが、連鎖することは、なんとしても、避けねばなりません。


 そのためにも、子育て世代への支援、社会教育の支援の強化が、どうしても必要です。さらに、発達障害の支援など、県がすべき責務は、教育のナショナルミニマムの確保だと思います。


 労務管理をして、査定するのが、役目ではないと思います。

 また、なにか効果が出た、成績が上がったとしても、前年度と今年度は、別の子ども達です。たちまち目の前の状況をどう対応するかです。


 PTAの役割も、大きいです。ただ、市幼Pの会長をしていたときの言葉ですが、PTAの活動は、短距離走者ではなく、任された区域を走り、たすきを次に繋ぐ、駅伝走者のようなもので、あるいは、何年か先に効果が出るもので、自分の子どもに対しては、効果が出ないかもしれない、それでも、任された区間を全力で駆け抜いて、いい形で、次に、たすきを渡そう!そう申し上げておりました。

 特に、次に繋ぐことを考えずに、イベントを繰り返して、刹那的に完全燃焼すると、次の子ども達に、支障が出るということもあり、難しいです。PTAは、焦らず、じっくりと、しかし、急ぐ必要があります。

 また、学校教育が、いっぱいいっぱいで、家庭教育が、いたんでいる状況で、社会教育が、さらに、重要になっています。そこで、社会教育団体の力が、たいへん重要です。

 学校やPTA、さらには、大学や企業と連携した福田公民館さんの素晴らしい活動は、ひとつの有効な施策だと思います。


 午後から、喉があまりに痛く、事務作業をしていましたが、辛抱がたまらず、生まれて初めて、耳鼻咽喉科へ駆け込みました。
 いわゆる細菌性の炎症で、全治1週間。

 その後、倫理法人会の普及拡大の会に行き、喉を休めるどころか、栄養過多でした。



 Bruce Springsteen =『No Surrender 』
  https://www.youtube.com/watch?v=MD3DdskaPhs

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2014年5月28日(水) 【アリの行進から ありのままに】
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 本日は、水曜日恒例のモーニングセミナーからスタート。霧というよりも、黄砂のようです。

 その後、築港で街宣。まだ、喉の痛みは、抜けません。

 そこから県庁へ。体調も意識し、図書室で、たまった事務作業を一挙に。

 夕刻には、北区の学区の総会後の懇親会。ご案内をいただけること自体が嬉しいですし、いかに、南北を市域全域を県の中で考えていくか、たくさんのやるべき課題があることを強く意識します。
 喉の痛みも、一挙に薄らいでいくような感じです。


 今朝、街宣場所で、めったやたら、アリが行進していました。営業マン時代から、アリの行進というのは、見るだけで、なにか齷齪する己がちっぽけに思えて、切なくなります。

 馬場俊英 = 『弱い虫』
  http://www.youtube.com/watch?v=IhCIkPfIHyM

 しかし、よく考えれば、彼らは、文字通り、ありのままに 生きてるんだな。

 松たか子=『Let It Go』
   http://www.youtube.com/watch?v=d6SSnbVCmEg

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2014年5月29日(木) 【小水力発電と分煙・防煙・禁煙】
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 朝から暑い本日は朝一で、泉田で街宣。

 そこから、精神障害者支援について。特に、病床については、大きな政策転換があります。

 そこから、自民党の議員団総会。連合と政策の勉強をするということで、選挙協力的なことは、考え難いでしょうが、良いことだと思います。


 本日は、環境文化保健福祉委員会。特に、『おかやま新エネルギービジョン』の推進については、瀬戸内海の凪があり、風力は、やや難があったり、地熱は、コストがかかるということですが、個人的には、技術開発や産業振興という意味では、波力というのが気になります。

 また、小水力発電については、補助制度の発表がありましたが、あくまで調査段階の補助であり、設備投資の補助がないというのは、なかなか難しいものがあります。

 しかも、上下水道の高低さを移用したり、底が公有地の場合が多いですから、水利権者との調整を含めて、市町村との連携が、極めて重要です。
 本気で普及させるのだということであれば、まだまだ支援が薄いと思います。


 一方で、世界禁煙デーにあわせて、明日は、県庁内のたばこの自動販売機は、一日販売中止にするとの報告。
 個人的には、分煙、防煙(喫煙者を作らない)施策を進めることは理解できるのですが、行政が主導的に、販売禁止をアピールするということには、目的効果基準に照らしても、その手法としては、やや疑問を感じます。

 もちろん、たばこ税は、地方にとっても重要な基幹財源であり、しかも、販売業者の方々に、かなり荷をかけた徴収をしています。
 なによりも、地域の販売業者の方々が、青少年の健全育成にも配慮され、街の美化のために、清掃活動をされている姿も存じ上げておりますから、なにか禁制品を取り扱っているかのような行政のアピールの仕方は、誇りを傷つけるものだと思います。

 もとより、一部には、マナーが非常に悪い愛煙家がいたり、受動喫煙や健康被害について、十分に認識した上で、まずは、分煙、防煙施策を進め、販売されていても、購入しないように啓発すべきで、販売そのものを禁止するかのようなアピールについては、私自身は、たばこを吸いませんけれども、行政手法として、かなり引っかかります。


 夜には、ちょっと真面目な勉強会。

 沢田研二=『ヤマトより愛をこめて』
  http://www.youtube.com/watch?v=8cQp71_KQrA

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2014年5月30日(金) 【コンベンション機能の充実を】
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 朝から暑い本日は、朝一で、月末恒例の浦安で、街宣。

 この場所は、宇宙少年団について、打ち合わせをする場所になっています。

 特に、午前中は、JAXAと岡山県教育委員会が連携する中で、さらに、宇宙教育センターと日本宇宙少年団をいかにうまく協力・連携させるかという話。
 まさに、端緒となったのは、ある意味問題でしたが、雨降って、地固まるような話で、6月22日には、良い形で、今年度がスタートできるように、もっていきたいところです。


 午後には、国際交流センターについてというよりも、コンベンション機能をいかに高めるかという話。

 交通の結節点ということで、学会や大会などについて、間違いなく地の利があるのですが、本来は、3000人規模の大会議場があり、20程度の分科会まで開催できれば、相当な規模のコンベンションが呼び込めるはずです。

 現状でいうと、駅周辺の会場では、グランヴィアホテルが最大で、ママカリフォーラムが、そこそこに大きく、国際交流センターが、補完している形になっています。

 今後、イオンや新医師会館のホールが、これに加わるとしても、例えば、飲食ができないシンフォニーホールは、分科会場も、距離が気になります。
 市民会館についても、こうした観点の中に、組み込んで、考える必要があると思いますし、イベントというよりも、恒常的な賑わいということで言えば、むしろ、ふれあいセンターのような施設が、中心市街地にあるのも現実的だと思います。

 さらには、レセプションということで言えば、後楽園の夜間の使用については、まだまだ工夫の余地があると思います。アフターということでも、さて、岡山の夜は楽しいかしら。最近、まったく繁華街に出入りしておりませんが・・・。

 『飛翔〈Never End〉/クラッシャージョウ』
  http://www.youtube.com/watch?v=Ura3ZT71MgI

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2014年5月31日(土) 【5月終わります〜NPOの最近】
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 本日は、いつもより1時間遅れで、新稔橋で街宣。今日は、あまりの暑さに、1時間もたず。


 そこから、午前中は、ライオンズクラブ国際協会336−B地区 次期クラブ会員委員長研修会。会員委員長という明確な認識がないままに、出席させて頂いて、こりゃ大任だと自覚しました。

 そもそもが、我が岡山ライオンズクラブは、7月からの新年度から、60周年の年。会員増強イヤーではないかということでもあります!!記念のアクティビティで、やりたいこともありますし、こりゃたいへんだ。


 午後からは、特定非営利活動法人 岡山NPOセンターの通常総会。第14期!!市民活動団体のネットワークを作ったのは、もう17年前?
 あのときの私は、秘書という立場ではなく、「岡山スリランカ友の会」の事務局だった気が・・・。どうなったんだ?スリランカ友の会?

 税制優遇の見直しもありますが、民主党政権下の「新しい公共」事業が、これまたどこに行ったのか、県のNPO関連の事業費が減っているのが、かなり気になります。


 しかし、一方で、岡山のNPO法人も、700を越え、総収入は、107億円!!しかも、寄付金が、4.6億円、会費収入が、2.3億円で、7億円の寄付金・会費が動いているというのは、隔世の感があります。これを市場規模が大きくなり、雇用も創出している、一大産業に成長したと見るべきか。いわゆるボランティアのイメージではなく、介護事業や委託事業など、ビジネスの形態と見るべきか。

 明らかなのは、ミッションの違いや取捨選択もあり、NPOの間で、様々な意味での格差が広がってはいるものの、もはや、行政としては、もはやNPOを無視できず、また、NPO無しでは、社会が成り立たない状況ではあるということです。

 個人的には、NGOと言われた国際貢献、国際交流団体や社会教育団体のことも、かなり気になります。


 そこから、勉強会を経て、金重晃介先生の岡山県文化賞受賞の祝賀会へ。
 平成23年度に、岡山県重要無形文化財保持者として、山本出先生とダブルで指定されたことは、岡山県が世界に誇る備前焼にとっても、明るい話題でしたが、さらに大きな賞の御受賞です。

 伝統と変革、遊び心と品格を追求される先生の益々のご活躍を心からお祈りします。また、ご子息の大学の後輩である金重潤平さんのご活躍も、お祈りいたします!!

 小椋桂= 『美しい暮らし』
   http://www.youtube.com/watch?v=l2_vBp81Ogk

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