2006年4月1日(土)【瀬戸大橋無料化決定!!】
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 チボリ公園が県民公園で、指定管理者がチボリジャパン社になるような流れですが、入場料が1000円に下がり、県からの補助金が、1億円に下げられ、しかし支払う地代は変わらず、その分、願わくば、倉敷市の負担が増えて・・・・なんかまわりくどいなぁ・・。

 本日より、岡南大橋、水玉ブリッジラインが無料化になるのは、ご案内の通りですが、「瀬戸内海(直島?)」にサミットを誘致するという岡山・香川の国会議員の先生方のネットワークが早くも功を奏し、一挙に瀬戸大橋の無料化にまで話が及び、3年後をめどに無料化実施の運びとなりました!!
 瀬戸大橋も、かねてから様々なサービスを展開し、利用者増を図ってきましたが、ここで一挙に無料化というのは、まさに想定外。しかし、中四国州実現のためには、これ以上ない追い風であり、一挙にムードも盛り上がってくるものと思われます。四国がさらに近くなります!経済効果も計り知れないものがありますが、一方で問題は、海運や宇野、高松地区へのフォローです。
 なお、昨年の本日4月1日付の「こころ」のタイトルは、「岡山に油田発見!!」でした、ってば。どうかよろしくお願い致します。
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 ↓こちらは、本当です!

【十三参りをご存知ですか?】
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 さて、十三参りをご存知ですか?と、書き続け7年目。

 数えで13歳は、子どもから大人の仲間入りする節目になる年齢で、肉体的にも精神的にも大切な年です。
 そこで、虚空蔵菩薩にお参りをして、知恵と幸福を授かる十三参り(別名「智恵貰」「智恵詣」)という行事が、行われていました。現在も、数百年に渡り京都嵐山法輪寺や大阪で、近隣では津山と、各地で行われています。
 また、「本身祝い」といい、女子は初めて大人の着物を作ってもらい、肩上げをして十三参りする習慣が、続いています。


 6年前より、青少年の情操教育と健全育成、なにより新しいお祭りを通したまちづくりという観点から、徳吉町(1−2−33)の徳与寺で、この十三参りが、始まりました。
 ご存知の方は、まだ少ないと思いますが、徳与寺は、元岡山藩主宇喜多直家の正室お鮮様のお墓があり、淡嶋様もおまつりしています。位置的には、朝日高と旧東山バッティングセンターの中間の小高い丘です(三勲小学校の東)です。

 私は、小学校の時、この寺のある丘を越えて、塾に通っていましたが、お墓はあるし、うら寂しくて、子供心に、なにか妙に恐かったという印象がありましたが、少しく忘れられていたその無住寺が、十三参りで、蘇っています。
 のぼりから作っていった7年前から、有志の奉賛会(岡崎彬会長)の手で新しいお祭りが生まれようとしています。

 今年は、4月2日(毎年4月第一日曜日です。)の午前10時から午後3時に行われます。新小学6年生の男女が対象になりますが、御関係の方に、新小学6年生のお子様がいらっしゃいましたら、是非御参拝をお勧め下さい。智恵が貰えます!

 また、外国の方や小学6年生未満の児童のご参拝もお勧め致します。喜ばれることとお思います。

             十三参り徳与寺奉賛会 副会長 佐藤 真治
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2006年4月2日(日)【一雨ごとに咲く桜かな】
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 本日は朝起き会から京橋朝市。久方ぶりにかなりゆっくりとさせて頂きましたが、やはり、実行委員会テントのうどんは、最高だと思います。署名活動が行われているRACDAの路面電車岡山駅前乗り入れの図面案も示され、かなり良い感じ。6月定例会には路面電車がらみの質問を。

 そこから、撫川エルムという高齢者向け施設の開所式に妻を運び、第41回中国断酒ブロック(岡山)大会に、議長代理として出席させて頂きました。酒は百薬の長と言いますが、時として、いわゆる精神性のアルコール中毒患者当事者や家族は、地獄を見ることがあります。それを皆で真摯に乗り越えようとしている会です。体験談には、胸が詰まります。

 そう言えば、亡父も、明らかに酒に逃げている時期がありましたが、思えば、事業をたたみ、どうしようもなくなっていたのは、今の私と同じぐらいの年だったのだなぁ、としみじみ思うと、少しその辛さが分かる気もします。今となってはなぁ・・・。

 その後、生憎の雨の中、徳与寺に十三参り。4月の第1日曜日は意外に雨が多いのかも。昨日、花見もありましたが、今年は岡山の桜は本当に遅いです。


 その後、自民党岡山県第3選挙区あべ俊子代議士の国政報告会で赤磐市へ。本日は、武部勤幹事長が、ご来岡。北海道北見市の市長選挙出陣式に、ご出席後、女満別空港から羽田経由とか。北海道の大地のような、スケールの大きな裏表のない見たまんまの分かりやすい方だなぁ、と思いました。握手の手も、ごついし力強いし、どうも偽造メールを仕掛ける相手としては、分が悪いように思います。非常に魅力的です。
 いわゆる「刺客」と言われた議員にとっては、今度の選挙が正念場ですが、その前に、我々の統一地方選挙が。

 今朝の山陽新聞朝刊には、端的に、定数1になる和気・備前選挙区の定数を2にするために、岡山市第1選挙区を減数するべきかどうかが争点であるかのような記述になっています。
 記事中の「選挙区が大きくなっても、定数を増やすべきではない」と議員総会で申し上げたのは、もちろん私ですが、他選挙区の問題は、皆無ではないですが、基本的に、県議会議員はそんなにいらないと思っているから申し上げているだけのことで、記事に何か書くなら、憶測でなく、発言者の裏を取って欲しいなぁ、と思います。まさに穿った見方です。
 もともと、定数を56にしたのすら賛成ではなかったのですから。それは、党内のアンケートで明確に答えています。
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2006年4月4日(火)【不易流行】
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 昔お世話になっていた会社を久方ぶりに訪ねると、岡山に戻ってきた同期入社の営業マンが課長さんになっておられました。昔話に花を咲かせながら、確かに時は流れているのを感じました。
 通勤時間に街を行けば、一見して分かる新入社員もちらほら。異動しましたというご挨拶も多いのに、5月までは、議会人事は止まったまんまです。不易流行でありたいものです。
 昨日に続き今日もまた実に難しい話が多い一日で、微妙に前進したのは、落書き対策だけかも。今は公言できませんが、非常におもしろい動きがあり、落書き調査隊的には、内々にかなり盛り上がっています。
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2006年4月5日(水)【安全安心のまちづくり】
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 他党のことは言及しませんが、昨年100万人を割り込んだチボリ公園についても、なんだかどうも。県北の方の市議会の宴会もなんだかどうも・・・。
 さて、組織改革の中で、目玉とも言える新年度知事肝いりの新部署が、スポーツ振興課と安全安心まちづくり推進室。特に、後者は、生活環境部県民生活課内にあり、前半の目玉とも言える「安全安心条例(仮称)」の制定を目指しており、しかも、条例構想段階から「協働」で取り組んでいます。
 本日は、敢えて落書き調査隊的に意見交換。どうも細かく予算が付かない精神条例的な部分や、「防災」(したがって、消防が検討委員会に加わっていないのが、私は大いに不満です。)と「食の安全」については加味しないというのも、どうかなぁ、とも思うのですが、ともあれ「地域コミュニティー再生・活性化」がキーになるという点は、一致したように思います。ただ、具体になると基礎自治体なんだな、やっぱり。県は、あとパンフ配るだけじゃないだろうなぁ・・・。端的には、警察と地域の連携が県の所管です。
 ともあれ、条例素案ができてからのパブリックコメント募集ではなく、下記日程で、県内3カ所で、タウンミーティングも行うというのは画期的。この機に是非、条例づくりにご参加下さい!!ttp://www.pref.okayama.jp/seikatsu/kenmin/townmeeting-annai.html※岡山会場 : きらめきプラザ(旧国立岡山病院跡)4月15日(土) 午後1時30分から
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2006年4月6日(木)【心の農園をつくりたい!!】
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 指定管理になった児童会館が元気にスタートしています。AIBOが元気にお出迎えしてくれます。
 それにしても、気になるのは、指定管理者制度を導入したにもかかわらず、昨年度と同じ外郭団体等が管理している施設の現状。いきなり民間の視点を導入ということで、昨年度と方針大転換をした施設もありますが、基準がないと道義的におかしい事態も発生しています。
 午前中は、選挙区から微妙に外れたある河川敷を利用した農地へ。春の青空の下、結局は県に返された広大な農地が広がっています。
 有機にんじんをかじりながら考えました。この地に、障害児・者の農園が開けないだろうか・・・。河川敷は、新規の農地としての占用を認めないと、2月定例会一般質問では一蹴されたましたが、少し解釈を緩めたら、新しい心の農園が生まれます。一石何鳥にもなります。
 授産施設や作業所が、農地でも良いのではないか・・・。
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 ↓詳しくは

 場所は明示できませんが、ある県管理の河川敷。何反も、田畑が広がりますが、半分以上は、占有許可を取っていた方が県に返還し、いわば耕作放棄地として、広がっています。結構広いです。先日焼いたばかりですが、これから、あっというまに雑草が生い茂ることになります。


 本会議では、耕すことで治水上問題があるので、牧草地以外に新規に占有を認めないと、私の質問に土木部長は答えられました。しかし、この畑を見れば、たまさか堤防の内か外かで、農地そのものです。

 もし、ここに雑草木が茂れば、結果土が浮き、むしろ治水上は、その方が問題です。あるいは、雑草の種は、低い堤防の向こうに飛び、セイタカアワダチソウやアシの林は、農作物を荒らす野鳥の住処となるでしょう。
 何十年も耕作していた土地を放置する方が明らかにリスクは大きいものがあります。


 あるいはもしも、この地を水や土が大好きな知的障害の子ども達に、心を病んだ大人達に、解放してくれたら、あるいは、彼らは、リタイアされた方々と、この春の青空の下で、歓喜の声を上げながら、大地の息吹を受け止める心の農園を開くことができるでしょう。
 太陽や大地から確かな生のエネルギーを受け止めて。

 有機野菜は、あるいは、地産地消として、地域で給食に使われるかもしれません。障害のある方々が作った農産物が、高付加価値をもった農産物として、本当に売れるのです。

 行政的には、アダプトのように、あるいは、幾ばくか支払うのではなく、むしろ耕作地の賃貸料(それは一反1万円かもしれませんが)を得ながら、管理を委ねることができます。
 行政サイドには、ほとんどお金のかからない施策、事業です。

 おそらく、休耕田を使うことは難しいにしても、占有者から県に戻された河川敷の農地は、もともと個人所有ではなく、周辺との接触も少なく、様々な問題が発生しにくいメリットがあります。


 放っておけば、青空の下の河川敷は、誰も立ち入らない茂みになるのが自明ですが、今、動けば、今までになかった農園になります。
 
 ただしかし、河川法というより、県の指針を動かさなくてはいけませんし、農林、土木、保健福祉といった行政の垣根を絶対に越えなくてはいけません。それぞれでは、絶対にできないのです。

 必要なのは、こうした壁をぶち破っていく行政マンであり、それを強硬に推していく議員です。できるできないは「思い」の問題です。
 なにかシナプスが繋がるように、いろんなことが、どんどん繋がるのを感じました。不思議な喜びを持って。


 そのとある農地で、私には、青空の下、障害のある子ども達が泥んこになりながら歓声を上げている姿が、確かに見えました。
 きっとできるはずです。
 それが広がっていけば良いなぁ・・。これは・・・楽しい!
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2006年4月7日(金)【いつか新武道館建設を】
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 たりらりら〜んと、御陽気に春!春!春!桜も絶好調〜!
 4月30日(日)午前11時〜桃太郎スタジアムでキックオフの我らが「ファジアーノ岡山」の初戦(VSレファノ山口)が迫っています!ドレミの街には、「始動」の懸垂幕が!なんだか、かっちょええ〜!
 この桃太郎スタジアムは、本気でサポーターが旗を立てるなら、ゴール後ろは、やはり階段でないといけません!そういうこともあり(?)、ある武道競技団体の方と、某当局と、突き詰めれば、新武道館建設構想の相談へ。
 もう要らないと言われながらも、超赤字の岡山県に、今後考えられる箱物は、新県立博物館と新武道館ぐらいかも。特に武道館については、バスケットやバレーボールほどの高さは要りませんから、できれば昨今流行の高層型にし、例えば、弓道なら、6人立ちの遠的と12人立ちの近的がある弓道場が現在でも必要ですが、それを1Fに、剣道、柔道、空手、銃剣道、合気道・・・・・・等々、階ごとに分かれた道場が積み重なったものが欲しい!
 特に保守系県議で武道団体に関わっていない議員は皆無と思われ、5年、10年構想で、武道振興および武道館建設推進議員連盟を立ち上げたいところです。言っていないとできないです。
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2006年4月8日(土)【黄砂にふかれて】
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 幸い夕刻から倉敷で感動的な異業種交流会の会合があり、水島緑地福田公園サッカー場で、天皇杯予選2回戦(VSヒーロ備前)、ファジアーノ岡山の快勝後の姿を観ることができました。今日は春霞と言うよりも黄砂が吹いていたとのこと。
 この週末が花見もピーク。とぼとぼ帰る昨夜の夜桜の道は、佐藤家にとって忘れられないものになりましたが、花見の頃は幾分疎外感を感じる季節でもあります。「桜の下にて春死なん」という言葉もありますが、願わくば、「向日葵の下にて夏死なん」。

 新生民主党のスタートですが、なんだか旧福田派 対 旧田中派の自民党内の派閥争いと何が違うのかな?というのが正直な感想です。それならば、自民党内部で、旧福田派でないところから総理総裁が出れば、政権交代のようなものではないかしらん?
 それが、主導権争いではなく、国民のための対峙なのか、自民党VS亜自民党では、選択肢が増えたとは言えないのでは・・。正直、社民連からの岡山の民主党とは、やや違うように思うのですが・・・。このカードは、その後を考えると、早く切りすぎでは・・・。

 むしろ、普天間基本合意のような時に、少数であれ、何か言える野党であって欲しいものです。その方が、与党には怖いです。
 例えれば、上京するのに、ANAかJALかの違いではなく、飛行機か新幹線か夜行バスか自家用車か、ぐらい違っていないとなぁ、とも思いますが、これが与党側の奢りなのかも・・・。

 様々に疑問もありますが、まぁ他党のことですから・・・・。少なくとも、いい大人が、低レベルで足の引っ張り合いをしていたら、国民の不幸だと思います。
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2006年4月9日(日)【さくらさくら】※2200号記念→短め
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 青空が黄砂で霞む中、おかしいぐらいに桜が咲き乱れます。
 今朝は、6時に集合して、深柢分団も出場しての「第53回岡山市消防操法訓練大会」。健闘をお祈りしながら、開会式後、郊外のある町内会総会へ。これはしかし良かったのかな?という感じ。そこから、旭川河川敷で、花見のはしご。かなりゆっくり弁当を食べたため、三軒屋駐屯地の観桜会には、行けば良いという時間でもないような時間に滑り込み。応援します、自衛隊!
 そして、我らが岡山シンフォニックバンドの第28回スプリングコンサートの後半を拝聴。お馴染みのフィナーレは、モヤモヤや黄砂が吹き飛ぶような勢いの「さくらさくら」!やっぱ春は、これですわ、これ!胸がすくような思いで、落書きチェェックしながら、桃太郎大通りを散策。これからも探検。
 来年の今頃は、桜どころではないかもなぁ・・・・。
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2006年4月10日(月)【幼稚園PTA会長に?????】
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 冷たい雨が満開の桜を叩きますが、「花に嵐のたとえもあるさ さよならだけが人生だ」と言うには、惜しい!
 雨の中、御依頼で、なぜか先日の河川敷農地の反対岸の堤防の改修の現地調査。なにか南づいています。そうこうしている知らないうちに、息子の通う公立幼稚園では、今日から新学期。私は、PTA会長に内定しておりました。周辺に取材をすると、幼稚園の会長が一番きついらしいのですが、ともあれ、子ども達の未来のために、なるべく積極的に参加しようと思います。正直なところ、新鮮!不安もありますが、かなり楽しみ!
 午後には、保護司会中央分区の総会および研修会。行革の波は、国家公務員でもある保護司の定数削減の動きに繋がり、しかし一方で、犯罪被害者対策に保護司があたり、つまり業務が増えるというのは、現場としてはたいへんです。
 打ち合わせのあと、久々の岡山市倫理法人会の特別ナイトセミナー。元松下政経塾塾頭の上甲晃氏のご講演「思いは天下に 実践は足もとから」を拝聴しました。私の「志」は、下記の「佐藤真治の人となり↓」に。「志」の実践は、大きなことは言えませんが、とにもかくにも、今日も今日とて、「こころ」を綴るのでした。
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2006年4月11日(火)【めぐる季節の中で】
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 本日は春雨と言うより、春嵐の中、地元の中学校の入学式。狂ったようにいっぺんに咲いた桜が、アスファルトに叩きつけられる様は、人生なんてこんなもんかえ?とも思え、大人には、妙に切なくて、非常によろしくありません。
 が、しかし、若いということは、未来がたくさんあり、中学生には、雨の入学式も、印象に残り、きっと楽しいです。先日小学校を卒業した子ども達が、今日は、りりしい制服姿。頑張れ、楽しめ〜!
 それにしても、私が議員として入学式に初めてお邪魔したのは、どこからか分かりませんが、印象に残っているのは、今はなくなった深柢幼稚園の入園式です。園児は多くはなかったですが、どこかあたたかい木造校舎に集う子ども達を保護者はもちろん、地域の方々が、なんとも言えない優しい笑顔で迎えました。めぐる季節の中で、再び春がやってきて、県庁や北の方に行くにつけても、思い出されるのは、あの大好きな笑顔です。子どもを見る目は、誰も優しいです。明日は、ピカピカの1年生を見ます。
 新しいスタートを切る子ども達をしっかりと見守りましょう。
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→知る人ぞ知る料理人のガチンコ勝負!!のお知らせです!!
 
  「第4回 food battle !!」
     ※ 岡山の食材を使ったガチンコ勝負!
       岡山の顔になる新メニュー誕生か?
   
   開催日   4月18日(火) 午前9時から午後3時
   開催場所 岡山ガスショールーム(下石井2丁目)
   使用食材 岡山産の鶏
      正午から各出展作品の試食販売!(一品200円)
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2006年4月12日(水)【ピカピカの入学式】
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 あの風雨と雷に耐えて桜が半分になりましたが、今日は中央小学校の入学式。2年目ですが、注目度は高く、多くのマスコミも。広い学区の通学路は、交通事故等の危険が一杯です。2週間前まで幼児だった新入生はじめ子ども達の安全・安心の確保が、地域の一番の課題です。
 ピカピカの1年生が、なんともかわいらしく、来年の今頃は、我が子も入学式だなぁと、想像すると楽しくなりますが、ただ、その前の選挙で、私が落選していれば、まさに佐藤家は、地獄・・・・。
 ともあれ、子どもの笑顔は、本当に支えになります。

 本日も、選挙区をめぐる話。私の立場は、岡山市第一選挙区定数減で揺らぎませんが、各々に事情もあろうことで、詳細は書けません。やはり桜が咲いている頃には、答が出ないかも・・。〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 ここで皆様にお願いでございますが、できるだけ緊急かつ重要なご依頼・ご要望等ございましたら、お電話で頂戴できれば幸いでございます。事務所の電話は、転送で、私の携帯に直接つながりますので、どうぞお気軽に。留守録の際も、必ずメッセージをお残し下さい。できるだけ早く、返信させて頂きます。
 特に重要な案件ほど、口答のやりとりの方が間違いがありません。もっとも、携帯は、午後7時以降は、会合の等のため、極端に繋がりにくくなりますが・・・。

 いずれにせよ、メールを開くのは、通常は、午前9時前と午後5時以降の2回だけでございます。重要案件について、電子メールでのやりとりは、確認後、返信させて頂くのに、かえって時間がかかる場合がございますので、この点、どうかご了解下さいませ。
 ・・・最近、猫の死骸を腐らせたのでは?と危惧しつつ。
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2006年4月13日(木)【愛している態度とは】
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 本日これより日帰り上京で、気がつけば今年初めての飛行機。三重県議会中心の議会改革勉強会に参加し、未明に帰岡致します。気になるのは、昨日示された教育基本法改正原案。連立政権ゆえに、概ねそうなのかなとも思うのですが、幾分議論が必要なように思います。
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 ↓詳しくは

 昨今の青少年の心の荒廃を生んだ大人達の心の荒廃を思うにつけ、私は教育基本法は早急に改正すべきであるという立場ではありますが、正直なところ、内容は良いのですが、「愛国心」という言葉自体については、法律に規定するには、いささかの抵抗は感じてはおりました。
 むしろ言葉としては、「祖国愛」が相応しいと思っておりました。これは、世代的なものもあると思います。

 「祖国愛」は、「郷土愛」、「地域愛」、「家族愛」として並んで語られるべきものであり、「愛国心」と「祖国愛」は、命の起源として、自然な感情の発露として醸成されるという点で、やや異なるように思っています。ただこのあたり、ニュアンスは、微妙で、私の国語感覚が狂っているのかもしれません。

 いずれにせよ、なにか、私自身、学生時代に、伊勢神宮に生まれて初めて参拝したときに感じたように、じわっと魂の根幹に触れ、自然に涙が出るような気持ちが、祖国愛、郷土愛、地域愛、家族愛であり、それがあるから、同じように感じるだろう人々が集まる世界を世界の人々を尊重し愛することができるのではないかなと思います。 
 動物学的な「自己愛」だけが強調され、「私」ありて「公」なき国になっていました。「祖国愛」「郷土愛」「地域愛」「家族愛」があるからこその人間です。
 本当に自由に生きたければ、無人島に行けばよいのであり、およそ人間社会に暮らし、誰のお世話にもならないのは土台無理な話です。必ず誰かに助けられています。逆に、助けなくてはいけないという相互扶助の精神で、順送りで、人間の世の中は成り立っています。どうせ個人としては死ぬんだからと、好き勝手されては、世の中成り立ちません。
 敢えて言えば、誰もが愛され、赦されています。

 統治機構ではなく、故郷の山河を、ともに暮らす人々を、愛する気持ちを持って貰いたい、大切にして欲しい、培われてきた歴史や伝統、先人達に感謝し、それをしっかり受け継ぎながら、自分ができることをしっかりとして欲しい、と思うのは当然のことです。

 教育が、自分を、他者を愛する気持ち、すなわち「愛」を育てること、「愛」で、起動し、喜働することを教えることでなくてなんなのでしょうか?


 この点、与党合意案は、まぁそうなのかな、とは思うのですが、気になるのは、むしろ、「・・・する態度を養うこと」の「態度」です。「態度」は、法律用語でしょうか?内心の自由に踏み込むとしても、まだ「こころ」の方が良いのでは?その方が、より深いと思うのですが・・・。

 私は妻を心で愛していますが、「態度」で示しているかは知りません。それが愛している「態度」かどうかは、誰が決めるのでしょうか?要は、「表現せよ」ということです。そしてそれが誰かに認められないと、「態度」にはなりません。
 「我が国と郷土を愛する態度」「国際社会の平和と発展に寄与する態度」とは、どういうことを指すのか?この態度は、誰が決めて、どう表現するのか。

 妻に、「愛しているよ」と一日3回言えば、愛しているということを認めて貰えるのか。やはり、4回だろうか。
 私は、「その態度は何だ!」と先生に張りまわされた事がありますが、どの態度であったのか、いまだに分かりません。もちろん、「こころ」は、「態度」に現れますが、全てではなく、「態度」を養うことは、かえって非常に中途半端なように思います。

 まず型からと言えば、そうですが、学習指導要領は、どうするのか。やはり、「態度訓練」は必須でしょう。ただどんな態度なのか。やはり、「こころ」ではないのかなぁ・・・。


 ともあれ、教育基本法改正原案については、延長しようとも、真剣に徹底的に議論すべきことで、会期末にあわせて、早急に絶対に答を出すというやり方は避けて頂きたいものです。


 自民党議員なのに、その態度は何だ!!と言われそうですが・・・。
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2006年4月14日(金)【青春の坂道】
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 本日は、常任委員会の前に、第61回岡山市連合婦人会総会並びに婦人大会。あの風雨に打ち勝ち、咲き誇る桜以上に、会場も華やいでいて、婦人会の皆様は、まさに優しさとパワーに溢れた頼もしい地域の太陽です!!

 人事異動以降初めての、なにか久方ぶりの生活環境保健福祉委員会では、就任して2週間で答弁される課長職の能力の高さに関心しながらも、そうは言っても、介護保険と障害者自立支援法については、今年度中の大混乱が予想されます。
 特に後者については、担当課長に、厚労省よりキャリアを迎えたこともあり、小規模作業所の三重苦(支援法による負担増、単県補助の負担増、補助金の誘導による作業所統合)について、おっての報告を求めました。
 なお、大部の「第5次岡山県保健医療計画」の正本が、ご入り用の方は、送付先を明記され、お気軽にご一報下さいませ。

 午後からは、GW空けにオープンになる県立岡山病院第U期棟を拝見しました。特に、県立、しかも、岡山ならではとも言える全国注目の児童・思春期病棟には、今後、児童相談所からの多くの子ども達が紹介されることになると思います。それにしても、同病院も、独立行政法人化を目指すわけで、採算は気になるところですが、一方で、いわゆる措置でなければ、保護者の経済的な負担はかなりのもので、何らかの支援が必要では。
 デイサービスの面では、内尾センターのような建物自体の暖かみは、これから生まれてくるのだと思います。
 いずれにせよ、地域のご理解とご協力があって、鹿田町という街中に、こうした開放型の病院があることは、誇って良いことだと思います。

 なおタイトルは、昨日、ANAのスカイオーディオで、大ファンの岡田奈々の『青春の坂道』を聴いて嬉しかっただけで・・・。
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2006年4月15日(土)
      【犯罪のない安全・安心岡山県づくりタウンミーティング】
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 散る桜残る桜も散る桜。しかも雨。
 ある意味で、従来の条例案に対するパブリックコメント募集とは全く異なり、条例の構想段階から協働で意見交換を行うという注目の「犯罪のない安全・安心岡山県づくりタウンミーティング」が開催されました。本年度の県の目玉施策であり、検討委員会メンバーと参加者が意見交換もするという、取り組みとしては非常におもしろく、抜けるに抜けられず全部聴いてしまいました。
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 気になるのは、意外に子育て世代、若い世代の参加が少なかったこと。土曜日の午後1時30分は、やはり仕事なのかしら?
 防犯パトロール等の成功事例を拝聴しながら、結局は、例えば連合町内会とPTAといった「三世代の交流」を通して、防犯というキーワードの「まちづくり」が行われているように感じました。逆に、条例の意図する子どもに限らず、高齢者も含めて、地域の防犯力を高めるためには、お祭りであれ、グランドゴルフであれ、「三世代交流」の仕掛けが、必要なようにも思います。

 突き詰めれば、やはりまずは、小学校区レベル、単位町内会レベルの平素の活動が、多くの地域住民が参加し、しっかりしていれば、なにかトラブルが起きても、改善策を見いだすことができるのではないかしらん。逆に言えば、安全・安心の確保のためにも、煩わしいなどと思わずに、例えば、町内会活動に積極的に参加しましょう、ということです。

 ところで、このタウンミーティングの手法、あるいは、概念的な条例を作るには非常に向いていますが、個人的には、議員立法の際に使える非常に有効な手法だと思いました。いずれにせよ、告知方法に問題があったとしても、行政のやろうとする意図は、十分に理解できますし、おもしろい取り組みです。
 むしろ、議員が私しかいないのと、やはり、基礎自治体(岡山市)との連携が十分なのかな、という方が気になりました。ttp://www.pref.okayama.jp/seikatsu/kenmin/townmeeting-annai.html
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2006年4月16日(日)【鎮花祭】
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 今朝の師友会で、護国神社の正式参拝で伺うに、大きな神事ではないですが、「鎮花祭」というものがあるとのこと。古代には、花の季節には、散る花に乗って疫病の精霊が飛散すると考えられていて、朝廷では、この精霊を鎮める祭儀を「花鎮めの祭り」として奈良時代の神祇令に規定したそうです。へぇ〜。各地に、様々な形で残っています。
 思えば、今年の桜は、どこか不思議で、先週は異様に満開で、今週は、風雨にも半分残り、さくらカーニバルの最後を飾っていますが、なにか浮わついたような気分を鎮花祭で抑えるというのは、なるほどです。日本人の感性の素晴らしさを思いますが、私には、慢心を諫めるようでもあり、ありがたいことです。
 いよいよスポ少ソフトボールの招待交歓試合も、今日の中央から始まりました。まさに、11月までのロングランで、公式試合や練習試合を含めて、保護者の皆様はもちろん、御指導の先生方には本当に頭が下がる思いです。
 その後、天神山文化プラザで、写真展や書道展を拝見し、岡山県サイクリング協会総会に、奉仕員総会。散る桜が呼び込んだような春の青空が広がります。
 四十越えると、四季の移ろいが、しみじみと不思議・・・。とりわけ桜は。
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2006年4月17日(月)【「岡山県の歌」を歌おう!!】
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 昨年、国体開会式で流れて、やはり誰も歌えなかった「岡山県の歌」。ふとした弾みで、経緯を伺ったところ、昭和32年作の県歌は、著作権がややこしく、楽譜やテープすら出せず、現状では、これ以上、普及しようもないことが判明致しました。今後も、儀式で聞いて覚えるしかありません。道理で誰も知らないわけです。
 2番の「うなるエンジン 夜(よ)もすがら」というフレーズなんか、個人的には、もうたまりませんが、この際、岡山では幼児でも知っているような、著作権フリーの新生「岡山県の歌」を作るべきではないでしょうか。「ももっち、ももっち、うれしいなぁ〜」。
 幼児といえば、午前中は、幼稚園PTAの打ち合わせ。女性に囲まれたのは、高校時代の新聞部長以来。会長予定者ですが、正直、なんだか結構たいへんそうだぞ、これは・・・。〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 ↓お近くをお通りの際は、是非お立ち寄り下さい!!明日です!!知る人ぞ知る若い料理人のガチンコ勝負!!のお知らせです!(なぜか質より量の私も、審査員の一人になってしまいました!)
 
  「第4回 food battle !!」
     ※ 岡山の食材を使ったガチンコ勝負!
       これが岡山の料理じゃ!!という、岡山の顔になる新
       メニュー誕生か?果たして、鰆を祭ずし(ばらずし・ちら
       しずし)をままかりを越える料理が生まれるのか???
       
   開催日   4月18日(火) 午前9時から午後3時
   開催場所 岡山ガスショールーム(下石井2丁目)
   使用食材 岡山産の鶏
          正午から各出展作品の試食販売!(一品200円)
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岡山の食材を使い、毎回使用食材が決められます。全国誰もが知る商品が多々存在している中で、料理技術の有無にかかわらず作成できる、商品自体にパワーのある料理が存在しない。私なりのお好み焼き、私なりのそばめし、私なりの・・・という商品をこの会を通じて発信していくと共に、出場者が互いに緊張感を持ち、料理を作ることで、料理人の料理に対する感性・技術等の向上を目的としています。
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2006年4月18日(火)【美味い!おかやま地鶏】
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 本日は、半日、「第4回 food battle !!」の特別審査委員。OHKさんで特集があるのでは。生まれて初めて、審査員として、責任と緊張感を持って、本気で食べた食材は、おかやまの地鶏!今まで、客だからと、なんとおこがましい食べ方をしていたのか・・。
 それにしても、こんなに熱い若い多くの連中が、料理の世界にも、うじゃうじゃいるのだなぁ・・。必ずや、岡山を愛する彼らの情熱から、岡山の特産品が生まれてくると信じます。
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 今年何度目かの風邪で、鼻は詰まるは、のどは痛いはの中、結局、おかやまの地鶏を使った13メニューを試食させて頂きました。どの料理にも、料理人の気迫が籠もっており、こちらも気を抜くわけにはいかず、真剣に審査させて頂きました。審査結果からは、私もごく一般的な味覚の持ち主であると認識しましたが、僅差であったと思います。ともあれ、おかやま地鶏の料理のバリエーションを堪能しました。実にうまいモノです。


 ところで、昨年の「2005年食肉産業展」の特別イベント「地鶏・銘柄鶏食味コンテスト」で、食感・おいしさ・風味で、我らが、「おかやま地鶏」は、「さつま地鶏」に僅差の2位!!
 コストもかかり、大量生産のラインには乗っていませんが、素雛鳥を「岡山県総合畜産センター」が、「(財)加茂川町せんたろう公社」に、供給。吉備高原の自然の地の上で、非常に厳しい条件をクリアし、特定JASを取得して、「おかやま地鶏」は育っています。全国ブランドなりうるはずですが、鳥インフルエンザは関係ないでしょうが、現場の第一線のご努力に関わらず、イマイチ、県から振興の気迫が伝わってきません。
 地産地消と言えば、カキ、さわら、ママカリ、フルーツ、きびだんご(?)に、おかやま地鶏もエースに加えていきたいところ。


 とは言うものの、私は、肉は鶏肉が一番好きですが、今夜夕食に、鶏肉が出されたら、多分本気で怒ると思います。
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2006年4月19日(水)【ファジアーノ岡山FC始動!!】
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 「ファジアーノ岡山FC」の2006年シーズンが、4月30日(日)、桃太郎スタジアムでついに開幕(午前11時キックオフ)しますが、23日(日)午後1時より、奉還町商店街「りぶら」1階にて、ファジアーノサポーター主催のイベント「応援フラッグ寄せ書きイベント」およびファジアーノ選手のサイン会が行われます。同フラッグは、開幕戦当日、桃太郎スタジアムで、いろんなもの(?)と掲げられます。また、5月3日(水)〜5日(金)まで、ゴールデンフェスタ、表町商店街で、ファジのブースが出店予定です。 
 Jリーグ入りのためには、まずは、中国地域リーグから全国地域リーグ決勝大会へ進み、JFLに勝ち上がらないといけません。そのためにも、サポーターの方々を中心に、30日の開幕戦に5000人の観衆を集めようと活動しています。是非ご来場下さい!!(無料)
 キャプテンハーロックかく語りき、「君が〜気に入ったならこの船に乗れ〜いつかなくした夢がここにだけ生きてる〜」。貴方の貴方による貴方のためのクラブチームです。岡山にJリーグを!!ttp://www.b-b.ne.jp/fagi/
 昨日のおかやま地鶏が、まだ風邪気味の腹に残ります。 
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2006年4月20日(木)【岡山産牛肉は安全です】
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 ご案内の通り、岡山県で、牛海綿状脳症(BSE)の陽性牛が見つかりましたが、当該牛の肉、内臓等は焼却処分され、市場に出回ることはありません。万全の防疫措置が取られていますので、むしろ市場に出ている岡山産牛肉は安全です。
 午前中は、幼稚園PTA。もしも時間に余裕があれば、PTA活動というのは参加しないと損だな、とつくづく思います。子どものためというのはもちろん、ある意味、親にとって、個性や持ち味を生かしあう、自己研鑽・修練の場でもあり、なにかに似ているなぁ、と思ったら、ちょっとJC活動のようでもあります。ちなみに、ブロック出向もあります。
 夕刻に、浅口市に寄ると、たいへんな激戦。明日は上京し、ビルゲイツのNPOの話を聞く予定でしたが、急遽予定変更で、丸一日選挙応援に入ることにしました。妙な天気です。
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2006年4月21日(金)【15番目にできた市】
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 岡山県における平成の大合併で、10市68町村が、15市14町村になりましたが、市に昇格したトリは、浅口市。おそらく岡山県で今後、新しい市は、生まれ難いと思われる中、3月21日に誕生した最後の新市・浅口市は、3万7千人の人口も、面積も、最小規模。それでも、海があり、山があり、人情があり。
 合併から50日以内に行われる首長戦も、新市議選挙も、いよいよ最終版。今朝は、午前8時の選挙カーのスタートから午後3時半まで本体車に乗り込み、応援弁士。冬のように冷え込み、夏のように陽が差し、めまぐるしく四季が移り変わるような妙な天気で、すっかり風邪がぶり返しましたが、ともかく選挙戦は、ヒートアップ。
 少子高齢化が直撃する地区も多いだけに、「この地域に、鯉のぼりをもっと上げさせます」という候補の弁は、なるほど〜。
 小さくてもキラリと光る街のキラリと光る暮らしというのは、確かにあると思います。15番目にできても、1番かもしれません。
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2006年4月22日(土)【三丁目の憂鬱】
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 私の人生訓に「良いことは小刻みに 悪いことはいっぺんに」というのがありますが、今週は、1週間通して風邪気味に加えて、楽しくもない話が実に多く、来週こそは春の青空が戻り、すかっとした1週間になるのを切に祈ります。
 そういう中で、所属する会で、メンバースピーチや体験発表を立て続けにさせて頂くことになっており、改めて、県議会議員の役割や議員にならせて頂いた経緯とか、自分の人生観とかしみじみ考えております。
 一方で、昨今の議員を志す方の「思い」が、要は、受験のようにバッチを付けること自体が目的のいわば「自己実現」であったり、芸能人のような何か特別な者あるいは賞賛や憧憬を集める偉い者にでもなりたいんかな?と思えるような、どうしても私の中で理解できないことが多くなって来ています。何か別のことの「手段」なのかなぁ。
 逆に、私自身が、時間も金も自分自身のものではないが、「あんたがいて良かったよ」と言われるささやかな喜びだけに生きており、苦しさこそあれ、羨ましがられたり、妬まれたりするまでの楽しさを全く感じていないため、いったい何が悲しくて政治の世界に入りたがるのだろう?あるいは、そこまで、ずうずうしく出張っていくのだろう?と不思議でならない時もあります。よっぽど自分に自信があって、良い事があるんかな。
 
突き詰めれば、「志」とは、使命感であり、それが天の思いに適えば、すなわち天命であり、個人で決められるものではありません。
 改めて西郷遺訓を思い出します。「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は始末に困るものなり。この仕末に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業は成し得られぬなり。」
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2006年4月23日(日)【黄ニラ】
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 今朝は、妻が町内会役員会に出て、この頃反抗期まっただ中で、ああ言えばこう言う実に態度の悪い幼稚園年長の息子とイベント巡り。
 ある地域のコミュニティ祭りでは、特産の黄ニラを購入。においをかがすと子どもが異様に反応して楽しんでいましたが、父ちゃんが舞台で、「黄ニラは精がつきますね〜」などというわけのわからない挨拶中は、体育館内を爆走。
 その後、せとうちライオンズクラブさんが中心となられた毎年恒例の「百間川ふれあいフェスティバル」では、消防ヘリ「ももたろう」の勇姿を見て、GENKI会のブース他で、我が子は、わたがし、お好み焼き、うどんを買い食いをし、車に戻ると、黄ニラの天下。
 奉還町に回り、昨日の敗戦はちょっと痛い「ファジアーノ岡山」の応援イベント。三丁目にも、フラッグが舞っています。「映画の冒険」のフィギュアに子どもがあまり反応しないのはさびしいです。
 その後、子どもを母に預けて、車の中には、黄ニラのにおいを残しつつ、会葬に、ある町内会の総会へ。息子は、そこからバスで、渋川へ行ったとか・・・。元気やなぁ・・・。
 子どもの元気な姿は、私には、黄ニラみたいなものです。
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2006年4月24日(月)【自民党敗れる?】
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 昨日の2つの選挙結果になるほどなぁと思いましたが、千葉においても、岡山県内の浅口市長選挙においても、なぜか民主党が勝利宣言をしています。次回の勝負は、来春の統一地方選挙。
 少なくとも、「最初はグー」のジャンケンや、チルドレンと称される諸先生方の姿などは、自民党の地方議員としては、辛かった・・・。それにしても、いつから政治は、ワイドショーで、芸能ネタと並び報道されるようになったのでしょう・・・。
 パソコン不調のため(?)か、なぜか「接続」ができず、配信ができません。「こころ」が、3日分たまってしまいました。
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2006年4月25日(火)【中環状道路一部開通】
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 本日は、県庁では、障害福祉課、行革推進室、生涯学習課との意見交換などなど。昼には、例会のメンバースピーチと妙な表現ですが、故人の御心に触れるような心暖まる美しい献花の集い。
 夕刻には、いよいよ今日暫定開通した都市計画道路・米倉ー津島線(中環状道路)西崎工区の状況を視察。結局、地域や警察の方と2時間近く見ておりましたが、交通安全の面から、かなり問題が多いように思いました。
 国道2号と180号と53号を南北に結ぶ1965年に都市計画された道路が、全線開通にはほど遠いですが、早晩、JR吉備線といかに交差するかは問題になります。
 現実問題、T字路で行き止まりで、新たな渋滞ポイントを三門小学校前と三門交番前に生んでいるだけですから、一日も早く、片道1車線の道路で、新踏切でJR吉備線を越えて、180号に合流する必要があります。そのためにも、最終的には、線路を高架にし、在来線あるいはむしろLRTで、立体交差するコンセンサスが欲しいところです。
 ともあれ、野田地下道から北進し、180号に合流する際の抜本的な渋滞の解消索にはなってはいませんので、ある程度余裕をもって通られることをお勧めします。
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2006年4月26日(水)【地域に守られるということ】
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 今朝も、地域の方や地元市議の先生(こっそり警察の方も)と中環状西崎工区完成後の子ども達の通学の様子を見ておりましたが、意外に、開通部への車の流入が少ないのは、周知されていないこともさることながら、構造上、実は直進して欲しくないんですわ、というのが見え見えのためかも?あえて複雑にしています。

 事業的に、道路というものは、できたところまでは供用しなくてはいけない仕組みらしいのですが、線路(LRT)高架を約束(条件)に、ともかく早く抜くしかないのでは。しかし、180号の万成が片道一車線ですから、それでも、渋滞は避けられません。この拡幅までは、20年計画ものかも?おまけに、拡幅の事業主体は、国・県・市のどこだろう???


 本日のPTA総会で、正式に幼稚園PTA会長になることが承認されました。地域との交流も多く出てくるため、会長が私であることで、絶対に足を引っ張るようなことがあってはならず、さらなる緊張感を覚えています。
 「県議会議員」以外に、俗に言う「肩書き」が増えるということは、責任と守るべきものがそれだけ増えるということで、だんだんと昔あった嬉しいという感情から、むしろ本当に怖いと感じる方が多くなってきました。そんなに、わしは偉い人間かいね・・・。

 
 とても4月下旬に思えない不思議な寒さの中、企業の先輩や昨日の火事場や、市長事務所(後援会員募集開始とか)をお邪魔したりしながら、あれこれと。


 この中で、特に気になるのは、一般論として、もしもの時の夜間保育の子ども達の避難体制の確保です。やはり、最後に頼りになるのは、地域の方々です。幼稚園に通う子ども達とかなり環境が異なるかもしれませんが、安全・安心の確保は、大人の責務です。
 私も、高校時代に、ひきつけを起こした子どもを真夜中に2回、救急に運んだことがありますが、特に、真夜中の火事などへの対応は、人手が要ります。

 あるいは、小規模作業所やグループホームもそうですが、地域に守ってもらうためには、日頃からの努力も必要ですが、例えば、もしもの時に、町内会レベルで、助けが必要だと思える方がどこにいらっしゃるかを皆様は、把握されているでしょうか???あるいは、逆に、地域が守ってくれるという確信がおありでしょうか?
 我らが消防団員が、どこにいるかは、ご存知ですか?

 そういった意味では、各地で、総会シーズンですが、三世代が、お互いに顔が見えるような、町内会レベルでのお祭りや、親睦旅行や、新年会、運動会、敬老会といったものが、本当に重要であると思います。
 願わくば、日頃から積極的に関わっていただきたいものです。
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2006年4月27日(木)【夢の始動!!】
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 とにかく今年こそは、産業労働畑に帰りたいと願っているのですが、議会内の人事は、毎年GW明け。比較的公式行事が少ない4月ですが、今年はその分、幼稚園PTA関係の行事が入り、本日も午前中は、ブロックの新旧会長会議。勢いで、ブロックから市幼P連の理事として2人出るうちの一人として出ることになり、今度は、岡山市レベルで幼稚園も考えるということで、会として、市教育長への要望・懇談などもあるそうな。
 御津まで加えて、他の学区のことが、幼稚園のお母さん方や子ども達の視点から伺うことができて、各地の地域の安全・安心対策など、たいへんな勉強になります。PTA畏るべし。
 特に、議員活動や政治活動をする中で、今までかえって、会おうと思っても会えなかった世代の女性達だらけであり、また議員としての私は全くご存知なく、このまま一お父さんで接していければと思います。しかし、平日の午前中に会議に出られる父ちゃんの商売ってなんだべか?ま、いいか。
 それにしても、「日程の落とし込み」という言葉や「思い」の熱さや真剣さなど、なにか非常にJCに近く、この頃、「朝JC」と呼んでいます。お母さん方は忙しいので、正午前までには終わります。

 さぁ、Jリーグを目指す我らが「ファジアーノ岡山FC」の2006年シーズン開幕戦(4月30日(日)午前11時キックオフ、於・桃太郎スタジアム・入場無料!)が迫ってきました。
 あくまで、某所から大量に貸し出しを受ける鯉のぼりに、こだわりを見せる私としては、ともかく鯉のぼりをどうにかするのです。
 ただ、開幕戦に、5000人の観衆を集めよう!!という活動ですから、GWの初っ端、まずは、ご家族で、桃スタへお越し下さい。近い将来、Jリーグ入りした「ファジアーノ」の歴史を語るとき、この試合の応援をしたことで、尊敬の眼差しを受けること間違いなし!!まさに、夢の始動です!!ttp://www.b-b.ne.jp/fagi/
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2006年4月28日(金)【全国都市緑化フェア基本構想素案】
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 本日は、事実上は最後の生活環境保健福祉委員会。岡山市竹原の貸倉庫の硫酸ピッチの廃棄(保管?)について、県の基幹税である軽油引取税に関する脱法(脱税)行為であり、一義的には岡山市と県警の所管とはいえ、尋常な量ではなく、排出事業者が特定できるかも不明で、最終的に処理する際には、県の支援も必要ではないかと申しました。他に、24時間保育園の安全体制確立の支援のお願いも。

 その後、議員総会に、青年部局役員会。答を出す桜の頃とは、醍醐桜のことであったかと思いつつ、「選挙区」について。ご指摘を頂いているように、当事者である議員が決めるのに限界もあるような気もします。とは言うものの、選挙の前哨戦とも言えるまさに議員の身分そのものに関する議論。それぞれに立場や事情があり、おもしろおかしく書き立てるべき事でもありません。
 ただ、私は、岡山市第一選挙区について、事実上の減員をすべきであるという立場であり、守旧派と言われる理由もありません。

 一方、土木委員会では、平成21年開催の全国都市緑化フェアの基本構想素案が示されました。岡山市と共同で開催するもので、春または秋の60日間、メイン会場を岡山市西大寺地区、サブ会場を岡山城・後楽園等とし、約80万人の入場者を見込むとのこと。
 議会内では、無駄な大型事業として批判的な声もありますが、来年19年の生涯学習フェスティバル、21年の全国都市緑化フェア、22年の国民文化祭と続いて行くこと自体は、悪いこととは思いません。全てを是非とも成功させたいところ。
 ただそうした事業の中で、産業・観光振興、交通施策はもちろん、環境や福祉についてもしっかりと加味する、一石なん鳥にも効果が出る知恵が必要です。チボリ公園支援もそうですが、それだけの費用があるなら、こんなにもできることがある、という声は厳粛に受け止めなくてはいけません。
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2006年4月29日(祝・土・みどりの日)【出石芸術百貨街】
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 午後5時現在、かなり近くで、春雷が響いていますが、本日よりGW突入!!今年は、家族での大きな予定はありません。

 今朝は、家族で朝起き会へ。その後、私は、日専連の森がある公園の専門店会の清掃に参加できないお詫びから、ある地域のグラウンドゴルフ大会で挨拶。その後、ある町内の運動会へ。マンションが多く建ったこともあり、たいへんな子ども達で賑わいで、三世帯が見事に交流している見本のような町内会運営でした。私も、玉入れに参加。やはり、新しいマンションの方々も、できれば独自の町内会を作るよりも、既存町内会の「組」として加わって貰えれば、子ども達の笑顔で、町内会も活性化するというのを実感しました。

 そこから、「出石芸術百貨街」に。後楽園の門前町である出石町において、芸術で街並みを塗り替えるアートプロジェクトということで、「ときわ荘」のアーチスト版の出石荘も新しい感性で、楽しめました。
 出石町においては、地域も主体になった「路地裏工芸祭」という素晴らしいイベントもあったのですが、県の再開発凍結が少なからず、こうしたまちづくりの機運を削いだことを申し訳なく思います。平成22年の国民文化祭は、後楽園の回遊性を確保した文化ゾーンが主役でないといけません。                       
       
 出石芸術百貨街は明日まで。是非お立ち寄り下さい。

 そこから先ほどまで、Jリーグを目指す我らが「ファジアーノ岡山FC」の2006年シーズン開幕戦(4月30日(日)午前11時キックオフ、於・桃太郎スタジアム・入場無料!)を控えて、約2名で、汗をかきかき、桃スタに、64尾のある飾り付け。
 この雨に打たれてグショグショになったかもしれませんが、その成果は、是非、明日、桃スタでご覧下さい。
 実は、町内会の運動会で、スポ小サッカーの子ども達が、明日のチケットを大人に配っていました。子ども達の夢を乗せて、頑張れ!!ファジアーノ岡山!!
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2006年4月30日(日)【PRIDE OF OKAYMAMA】
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 Jリーグを目指す我らが「ファジアーノ岡山」が、今年の中国リーグ開幕戦(VSレノファ山口)を圧倒的な勝利で飾りました!!私も、スタッフとゲストと両方の名札を下げ、今朝の鯉のぼりの飾り付けの後は、家族でじっくり観戦させて頂きました。
 連日マスコミが取り上げてくださいましたが、それを呼び込んだ協会、チーム、サポーター、一木会の活躍もあり、なんと4100人を越える観客でスタンドが埋まりました。なんか久しぶりに感動!特に、試合後の活躍した選手達によるサッカー教室は、子ども達に、未来の夢や希望を与えた素晴らしいものでした。
 なお試合の模様は、OHKで、本日の深夜「スポーツスピリッツ」(0:35〜)に取り上げられるとか。
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 ↓詳しくは

 あれはあれで良かったんだろうか?という、バックスタンドの70匹の鯉のぼり(これは、場内アナウンスのような私一人でつけたわけではなく、某代議士事務所の秘書の方との共同作業でした)も、盛り上げに役だったかしらん???

 それにしても、これから毎週日曜日に、シリーズは続きますし、次回桃スタは、6月4日。確実に、今日サポーターが増えたと思われるだけに、この勢いで、まずはファジが勝ち進み、サポーター定着に結びつけたいところです。


 「アルビレックス新潟」が考える、おらが町のチームというのは、家族が何代も、同じ年間シートを買い続ける、お爺ちゃんや親父とこのシートで、あの試合を見たんだよという、時代は変われど、チームの歴史と家族や町の歴史が、つまり、思い出が重なっていることだと言います。

 我が子も、今日観戦してファジアーノというチームを覚えました。ついでに、夕方に、偶然、牧山の河原で、野生のキジも見ました。この思い出は、Jリーグに続きます。今日観戦された皆さん、必ず、サポーターで満員の桃スタで、Jリーグのファジアーノを応援しましょう。それは、きっと叶う夢です。
 そして、その夢を追う中で、チームが、私達自身の、そして、岡山という街の誇りになります。たくさんの思い出を伴って。


 タイトルは、下記、「応援コール」(9)にちなんで。 Windows Media Playerで、是非再生下さい。我らが愛する岡山の歌でもあります。 【PRIDE OF OKAYMAMA】・・なんか泣けますね!ttp://www.forza-fagi.com/archives/200604/06005101.html
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